Go to contents

「金総書記が発射の全過程を見守った」 北朝鮮メディアが報道

「金総書記が発射の全過程を見守った」 北朝鮮メディアが報道

Posted April. 07, 2009 08:50,   

한국어

北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が5日、「衛星管制総合指揮所」から「人工衛星・光明星(クァンミョンソン)2号」の発射に立ち会ったと、6日、北朝鮮メディアが異例の報道をした。北朝鮮は、衛星管制総合指揮所の正確な位置については明らかにしなかった。

金総書記は、「(ロケットの)成功的な発射をもとに、宇宙空間の征服と平和的利用の分野で、新たな転換をもたらさなければならない」と述べ、発射に貢献した科学技術者らと会い、記念写真を撮ったと北朝鮮メディアは伝えた。今回の視察には、「軍経済」の責任者である全秉浩(チョン・ビョンホ)労働党軍需工業担当書記と兵器開発分野の実権者とされる朱奎昌(チュ・ギュチャン)労働党軍需工業部第1副部長が同行した。

北朝鮮のロケット発射当日の金総書記の行動が公表されたのは、今回が初めて。金総書記は、98年と06年、長距離ロケット発射を前後して1ヵ月ほど、公式の席に姿を現わさなかった。このような報道は、長距離ロケット発射の政治的効果を極大化し、9日に開かれる最高人民会議第12期第1回会議を控え、健在であることを国内外にアピールする狙いがあるものとみられる。



kyle@donga.com