韓国産の豚の三枚肉(写真)の価格が引き続き値上がりした結果、米国産ショート・リブを上回っている。21日、流通業界によると、現在、Eマートの全国売場で売られている三枚肉100グラムの平均価格は2260ウォンで、同重量1980ウォンで販売されているショート・リブより280ウォン(14.1%)も高い。ロッテ・マートでも、三枚肉100グラムの価格は2180ウォンであり、同売場で販売されているショート・リブより200ウォン(10.1%)高い。特に、米国産牛肉のうち、割合価格の安い「チャック・アイ・ロール」の価格は100グラム=1380ウォンで、三枚肉の半分程度に過ぎないことが調査の結果、分かった。
農水産物流通公社(aT)によると、三枚肉500グラムの月平均価格は、今年2月の8503ウォンから3月は9041ウォン、今月は1万78ウォンと、徐々に値上がりしている。ウォン安ドル高の影響を受け、輸入三枚肉の物量が最高30%まで減ったためだ。
流通業界では、不況のあおりで、韓国牛の代わりに豚の三枚肉の需要が集中しているだけに、当分、三枚肉の価格は値上がりするだろうと予想した。Eマートの関係者は、「最近、三枚肉の価格が値上がりし、需要がやや減ったものの、行楽シーズンが本格的に始まる5月からは、再び需要が増え、価格も上がるものと見られる」と見込んだ。
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