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韓国内初の確定患者が退院、新型インフルの届け出は「ゼロ」

韓国内初の確定患者が退院、新型インフルの届け出は「ゼロ」

Posted May. 05, 2009 06:15,   

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韓国内の新型インフルエンザA(H1N1)の初の感染者である51歳修道女Aさんが4日昼12時頃、保健当局の隔離解除措置により退院した。疾病管理本部は、「Aさんは今後、隔離や抗ウイルス製剤の投薬、観察対象から除外され、以前のように生活することになる」と明らかにした。

疾病管理本部は同日、「新型インフルエンザの危険性が、鎮静化している」と見通した。初の患者が正常な状態で退院しただけでなく、感染の疑いという届け出件数も大きく減っている。実際、3日午後5時から午前0時までに、感染の疑いという届け出件数は1件もなかった。

感染が疑われ調査・検査対象者になった28人のうち18人が正常と判定されたことも、このような判断の背景になっている。このため、国家警戒水準を「注意」から「関心」に下げる可能性も出てきた。

米国やメキシコなどの北米・中米地域も、新型インフルエンザの拡散が鎮静化している。一方、欧州では感染者が大量に確認され、緊張感が高まっている。

4日、外信によると、スペインでは3日(現地時間)、新型インフルエンザの感染者がさらに29人確認され、感染者が計44人に増えた。世界保健機関(WHO)によると、4日午前0時現在、20カ国で985人の患者が最終確認された。



corekim@donga.com changkim@donga.com