3月の国内ゴルフ場の売上が昨年より減ったことが分かった。政府による「公務員のゴルフ自粛通達」が、景気低迷とあいまって起きた結果と見られる。
10日、統計庁の3月のサービス業動向調査によると、国内ゴルフ場運営業の3月の売上は、昨年同月より0.4%減となった。前年同月比の国内ゴルフ場の売上は、昨年10月=11.7%、11月=14.8%、12月=1.6%増加したのに続き、今年2月もグローバル経済危機の影響を受けず、徐々に増加したが、3月に急にマイナスへと転じた。3月基準のゴルフ場の売上が、前年比マイナスを記録したのは、04年3月(マイナス4.3%)以後初めてのこと。
企画財政部の関係者は、「景気低迷による影響もある程度あるだろうが、最近、ゴルフ場への出入りに対する内部監察が強化され、公務員らがゴルフ場への出入りを減らしたこととも関係があるようだ」と話した。
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