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陳重権教授、「自殺税発言」から5年後に謝罪

陳重権教授、「自殺税発言」から5年後に謝罪

Posted June. 02, 2009 07:36,   

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陳重権(チン・ジュングォン)中央大学兼任教授が、鄭夢憲(チョン・モンホン)元現代峨山(ヒョンデアサン)会長の自殺についてのインタビューで、「自殺税を取ればいい」とした04年の発言について謝罪した。

陳教授は先月28日、進歩新党ホームページの党員掲示板に、「弁解の余地はない」という書き込みで、「あれは明らかに誤りだった」と書いた。そのうえで、「その人たちの死を不当な政治的弾圧の結果であるように主張するハンナラ党や保守派メディアの態度が、疎ましく毒舌を浴びせ、越えてはならない一線を越えてしまった。弁解の余地はなく、深く反省している」と告白した。

この謝罪文は、「コディ」というIDの人物が、同じ掲示板に書き込んだ内容に答える形で書かれたものだ。「コディ」は、「相手が与党議員であれ、財閥であれ、乞食であれ、死のことをそのように軽はずみに言ってはならない。遺体を片づけることも、もったいないという内容をその人の子どもが読んだ時、どれほど心を痛めるだろうか」と質した。「コディ」はまた、「陳先生がその子どもだったら、名誉毀損で訴えるだけでなく謝罪するまで闘うだろう」とも書いた。

「コディ」が指摘したのは、04年5月19日、インターネットサイトのサプライズに掲載されたインタビュー記事に登場する陳教授の言葉だ。

陳教授はインタビューで、「鄭夢憲現代峨山会長の自殺について、『社会的他殺』という意見が多く、捜査を受けている政治家の自殺が相次いでいるが、どう考えるか」という質問に、「自殺するようなことをしなければいい」と答えた。そのうえで「政権の責任であるかのように言うが、それは話にならない。これからは自殺税を徴収すればいいだろう。遺体を片づけることも大変じゃないか。自殺するのは、自分の名誉が不当に傷つけられたり、そういった場合にするが、プライドが高い人なら、はじめからそんなことはしない」と語った。

陳教授は同年3月、「進歩ヌリ」サイトに、南相国(ナム・サングク)元大宇(デウ)建設社長の死について「大宇建設元社長の自殺は、言及する価値もない死だ」と書いていた。そして、「不当な方法で出世しようとしたが、発覚し、それを恥じて自殺をしたという話だが…そもそも恥じることをなぜしたのか。検察で問い詰められれば自殺すると『脅迫』する人がいるという。検察は、青酸カリを準備し、望むならいくらでもセルフサービスで、どうぞと言えばいい」とも書いた。

陳教授は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の逝去については、京郷(キョンヒャン)新聞5月26日付の特別寄稿で、「これは『逝去』ではなく『自殺』と呼ばなければならない。より正確に言えば、これは『自殺』ではなく『他殺』と呼ばなければならない」と主張した。これに先立ち、盧前大統領が逝去した当日の5月23日、進歩新党の党員掲示板には、「クーデターで憲政を破壊し、数千億の黒いカネを得た人々を記念公園まで建てて称える厚かましい国で命を捨てる人々は、面の皮が厚い人だ」と書いた。

一方、陳教授は5月29日、自分のブログに、「インターネットで権力を背に(私に)攻撃が向けられている。危険な闘いを始めるわけだが、ひとまず闘うために周辺を少し整理した。…あまり気の進む闘いではないが、時には避けられない闘いもあるようだ。剣を抜きます」と書き込んだ。



gold@donga.com