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韓国滞在の中国人留学生6万人…13%が不法滞在

韓国滞在の中国人留学生6万人…13%が不法滞在

Posted June. 22, 2009 08:44,   

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韓国に滞在している中国人留学生が6万人を超えたが、急速に増えている中国人留学生の100人中13人は不法滞在者であることが分かった。

21日、法務部によると、今年4月30日現在、留学や韓国語研修のための国内に滞在している中国人留学生は6万444人と、130ヵ国あまりから来ている全体の留学生7万7743人中77.7%を占め最も多かった。それに続き、モンゴル(3152人)やベトナム(2096人)、日本(1827人)、米国(1101人)などの順だった。

中国人を除いた外国人留学生は、04年=6350人から、今年4月=1万7299人と、2.7倍が増加したのに比べ、中国人留学生は同期間5.5倍(1万988人→6万444人)も急増した。

中国人留学生の急増を受けて、不法滞在者も増え続けている。留学ビザ(D−2)や、一般研修(D−4)のうちの語学研修のためにビザを取った後、国内滞在期間中、ビザを延長することができず不法で滞在している中国人留学生は04年に685人だったが今年4月は7999人と、5年間で11.7倍も増加した。合法的な中国人留学生比不法滞在中の中国人留学生は、04年=6.23%から今年4月=13.23%にまで高まった。

中国人留学生と不法滞在者が増えているのは、韓国の大学への関心が高まっている上、各大学も学齢人口の減少によって新入生募集に苦戦しており、外国人学生なかでも中国人学生の誘致に全力を上げていることが背景にある。大学は外国人留学生を定員外の枠で選抜すれば、人数に制限がなく、一部の中国人留学生は大学に籍を置いた後、不法就職する手段として利用する例が少なくない。

外国人留学生問題が引き続き問題化されると、最近、教育科学技術部は全国370大学の留学生の管理実体についての調査を行い、留学生管理がずさんな22大学に対して是正命令を下した。22大学のうち問題の深刻な12大学の留学生離脱率(除籍などの途中脱落の割合、昨年12月基準)は、75〜94%に達した。

慶北(キョンブク)大学の河慧洙(ハ・へス)教授(行政学)は、「各大学は経営上の困難を克服するために外国人留学生を受け入れるよりは、大学の競争力を強化を図って入学資格を強化する必要がある」と指摘した。



firedy@donga.com