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朴泰桓、自由形400mの2連覇に挑戦 ローマ世界競泳選手権

朴泰桓、自由形400mの2連覇に挑戦 ローマ世界競泳選手権

Posted July. 25, 2009 08:05,   

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08年北京五輪競泳クロール男子400メートルの決勝。「マリンボーイ」朴泰桓(パク・テファン、20、檀国大)が韓国競泳史上、初の金メダルを獲得して喜ぶ瞬間、中国の張琳(22)は、涙を流しながら残念がった。当時、朴泰桓は、「メダルが取れなかったんだ」と思って慰めたものの、後になって分かったが、張琳は銀メダルだった。1位になれなかった悔しさから流した涙だった。そうだった張琳が1年間、「剣に磨きをかけて」捲土重来を狙っている。

26日、予選がスタートするローマ競泳選手権大会クロール400メートルの最大の関心事は、朴泰桓が2連覇を果たせるかどうかだ。朴泰桓は、07年、メルボルン大会に続き、2連覇に挑戦する。張琳は、06年、ドーハアジア大会の直前までも同種目でアジアで右に出るものがいなかった。しかし、ドーハで朴泰桓に負けて自尊心を傷つけられた。昨年も「打倒!朴泰桓」を叫んで、豪州で転地トレーニングを行い、「長距離皇帝」グラント・ハケットの師匠、デニス・コトレルに特別指導を受けたが、負けた。張琳は今度は、自分の部屋にかけておいた朴泰桓の写真を見ながら、毎日雪辱を誓ったと知られている。

張琳は4月に行われた中国選手権大会で3分42秒63を記録し、今季クロール400メートル世界ランキング1位につけた。朴泰桓が五輪の時に立てた3分41秒86には及ばないものの、調子に乗っている。張琳はクロール1500メートルでも14分47秒51でシーズンランキング1位をマークしている。

反面、朴泰桓は5月、米国で行われたジャネット・エバンス大会で立てた3分50秒27が今季自己ベスト記録だ。これは今年世界ランキング44位。1500メートルでも14分57秒06で張琳に10秒近く遅れを取っている。しかし、朴泰桓は米国転地トレーニングで磨きをかけたターンと潜泳(ターンした後、水中で泳ぐ動作)を生かし、必ずしも2連覇を果たすという覚悟だ。朴泰桓はドーハで金メダルを取った後、練習をないがしろにしたが、2ヵ月間練習した後、上昇ムードに乗り、メルボルンで金メダルを獲得した。昨年、五輪の時も5ヵ月間の特別プロジェクトを通じ、金メダルを首にかけた。朴泰桓は26日午後4時20分にスタートするクロール400メートルの予選に出場する。KBS2で生中継の予定。



yjongk@donga.com