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検察総長に金鑭圭・前大田高等検察庁長、公取委員長に鄭浩烈教授が内定

検察総長に金鑭圭・前大田高等検察庁長、公取委員長に鄭浩烈教授が内定

Posted July. 29, 2009 07:06,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領は28日、空席だった新検察総長に金鑭圭(キム・ジュンギュ)前大田(テジョン)高等検察庁長(54)を、公正取引委員長には鄭浩烈(チョン・ホヨル)成均館(ソン・ギュングァン)大学法学部教授(55・写真)をそれぞれ内定させた。

李東官(イ・ドングァン)大統領報道官は同日のブリーフィングで、「検察総長に内定した金氏はコミュニケーションを重視し、柔軟で合理的なリーダーシップを持つ人物で、検察組織を安定させるのに適任者だと判断した」と言い、「多方面での捜査経験を積んでいるだけでなく、国際的な感覚や見識も備えている」と話した。また「現在、国際検事協会の副会長を務めている金氏は、グローバルスタンダードに見合った検察改革を進められる人物だと期待される」と加えた。

李報道官は、「公取委員長に内定した鄭教授は、市場経済への確固たる所信を持っており、公正な競争と商事紛争の分野で代表的な専門家だ」とし、「政府の各種委員会でも活動し、現場感覚はもちろんのこと、実務にも明るいとの評価を受けている」と人選の背景を説明した。

検察総長候補の人選は、千成寛(チョン・ソングァン)元ソウル地方中央検察庁長が道徳性の問題が指摘されて検察総長の内定を辞退してから2週ぶりに行われた。法務部は、金氏と協議し一両日中に検事長級以上の幹部の昇進や異動など人事を発表する予定だ。

ソウル出身の金氏(司法試験第21回)は検察内部では「国際通」とされ、先月、司法試験1期後輩の千成寛氏が検察総長に内定したことを受け、今月3日に大田高等検察庁長を辞職したが、25日ぶりに検察トップに復活した。

大統領府の主要関係者は、「国会の人事聴聞会に備えて、検証システムを強化し、内定した金氏について全面的な検証を行った」とし、「道徳性はもちろんだが、先進的な法治秩序の確立という面で、国際感覚が高く評価された」と話した。

公取委員長に内定した鄭教授は、慶尚北道永川(キョンサンブクド・ヨンチョン)出身で、公取委員会の競争政策諮問委員長も務めてきた。



yongari@donga.com