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金大中元大統領の葬儀、「6日間の国葬」を検討

金大中元大統領の葬儀、「6日間の国葬」を検討

Posted August. 20, 2009 08:34,   

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故金大中(キム・デジュン)元大統領の葬儀を「6日間の国葬」で執り行う案が有力に検討されている。法的には「9日以内」で執り行う国葬で行ない、期間を6日に減らせば、政府が別途に休日を指定することなく日曜日の23日に告別式を行なうことができる。

行政安全部の関係者は19日、「葬儀の実務準備は支障なく進んでいる。国葬か国民葬かについては、遺族側と多少意見の食い違いはあるが、遅くとも20日には葬儀の形式を確定し、新聞公告を通じて公式に発表する」と明らかにした。

同関係者は、「今後、前職大統領が死去した時のことを考慮して、今回の葬儀は国民葬で行なわれるべきだというのが政府の判断だが、現実的に考慮する事項が多く、国葬、国民葬、6日間の国葬の3つの案で遺族側と話し合っている」と述べた。

政府は、実務準備団を構成し、実務的な準備を行なっている。まず、告別式に招待する国内外の要人約5000人に送る訃告状を作成している。また、棺を安置する場所と告別式会場として決定された国会広場に葬儀の関連施設を設置し、20日から市民の弔問を受け付ける予定だ。

いっぽう、北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会(亜太平和委)は同日、金元大統領の死去を受けて弔問団を派遣する意思を伝えてきた。金元大統領側の朴智元(パク・チウォン)議員は、「北朝鮮の亜太平和委は、金大中平和センターの林東源(イム・ドンウォン)元統一部長官宛てに弔意訪問団の派遣の意思を伝えてきた」と述べた。亜太平和委は通知文で、「金正日(キム・ジョンイル)総書記は、金元大統領死去の知らせが報道されると、尊名で弔電を送り、特使弔問団を派遣することを決めた」と明らかにした。

通知文によると、弔問団は朝鮮労働党書記や部長を含む5人で構成され、金元大統領の葬儀直前に金総書記からの弔花を持って訪問する予定だ。北朝鮮側は、滞在期間は1日とし、必要な場合には2日間滞在する可能性もある。訪問団は特別機を利用して、西海(ソヘ、黄海)航路を通じて訪韓する考えを明らかにした。

政府は、金元大統領側と北朝鮮側訪問団の訪問の日時などについて協議している。朴議員は、「大統領府と行政安全部長官に北朝鮮の訪問団派遣の事実を伝え、丁世鉉(チョン・セヒョン)元統一部長官が玄仁澤(ヒョン・インテク)統一部長官と協議している」と説明した。

統一部当局者は、「弔問団の訪韓には、南北当局間の実務協議と承認手続きが必要であり、関連事項を検討している」と話した。これに先立ち、大統領府の李東官(イ・ドングァン)報道官は18日、「北朝鮮の弔問に反対する理由はない」と明らかにした。



argus@donga.com rews@donga.com