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韓米通貨スワップ、来年2月終了 政府「外貨流動性の確保問題なし」

韓米通貨スワップ、来年2月終了 政府「外貨流動性の確保問題なし」

Posted December. 18, 2009 09:28,   

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米連邦準備制度理事会(FRB)は16日(現地時間)、韓国銀行(韓銀)を含め、14カ国の中央銀行と交わした通貨スワップ協定は、来年2月1日付けで期限切れになると明らかにした。韓銀は、FRBとの通貨スワップ資金を活用した外貨融資を、17日に全額回収し、政府は外国為替市場を巡る環境が大幅に改善されただけに、通貨スワップを延長しなくても、韓国経済に及ぼす悪影響はないと、明らかにした。

FRBの通貨政策決定機構である連邦公開市場委員会(FOMC)は同日、声明を発表し、「冷え切った信用市場を蘇らせるために、期限付きで実施した特別流動性供給措置を当初の予定通り、来年2月1日付けで終了する計画だ」と発表した。さらに、「各国中央銀行と交わした通貨スワップ協定も、来年2月1日付で終了するため、各中央銀行と協議を行っている」と付け加えた。

韓銀は、グローバル金融危機の影響を受け、急激にドル高が進んだ昨年10月30日、FRBにウォンを預ける代わりに、300億ドルまで供給を受けられる協定を結んだ。当初は6ヵ月間期限付きだったが、2度に渡り6ヵ月と3ヵ月延長された。

韓銀は、国内の外貨資金市場が好転していると見ており、15日の予定だった通貨スワップを活用した外貨融資を巡る競争入札を行わない上、17日に満期到来の外貨融資残高4億5000万ドルも全額回収した。

企画財政部の申齊潤(シン・ジェユン)国際業務管理官(次官補)は、「今のところ、外貨準備高は十分な上、外貨流動性も豊富であり、韓国経済に及ぼす影響は全くない」とし、「日本や中国との通貨スワップを延長するかどうかは、米国の件とは別の事案である」と話した。先月末現在、韓国の外貨準備高は2708億9000万ドルと、満期1年未満の対外債務1800億ドルを大幅に上回る規模だ。また、韓日間の通貨スワップ300ドルは、来年2月から12年2月までに順次満期が到来し、韓中間の通貨スワップ300億ドルは、2年ほど期限が残っている。

一方、FRBは同日、政策金利を現水準の0〜0.25%の据え置きを決め、今後も当分は、超低金利政策を維持する方針を再確認した。



yhchoi65@donga.com cha@donga.com