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UAE原発建設、韓電コンソーシアムが受注 47兆ウォン規模

UAE原発建設、韓電コンソーシアムが受注 47兆ウォン規模

Posted December. 28, 2009 08:57,   

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韓国電力公社(韓電)の主導するコンソーシアムが、アラブ首長国連邦(UAE)が発注した約400億ドル(約47兆ウォン)規模の超大型原子力発電事業のプロジェクトの受注に成功した。UAE原子力公社は27日午後2時15分(当地時間)、韓電コンソーシアムが原発事業プロジェクトの最終事業者に選ばれたと公式発表した。原子力公社側は、「韓電コンソーシアムが立証した世界的なレベルの安全性や運営能力に深い感銘を受けた」と選定の理由について説明した。

韓電コンソーシアムは、現代(ヒョンデ)建設、三星(サムスン)物産、斗山(トゥサン)重工業、米ウェスティングハウス、日本の東芝などで構成されており、フランスのアレヴァ(AREVA)、米GE—日本日立コンソーシアムとし烈な争奪戦を繰り広げてきた。

今回の原発事業の受注は、1400MW(メガワット)級の韓国型原発4基の設計や建設はもとより、竣工後の運営支援や燃料供給を含めた一括輸出契約で、従来のリビア大水路2段階工事の受注額(63億ドル)を6倍以上上回る規模だ。今回の受注は、プラントや建設などを含めて、韓国の海外事業の受注史上、最大規模となる。

建設部門の契約金だけで約200億ドルで、これはNFソナタ100万台または超大型油槽船(30万トン級)180隻を輸出する金額に匹敵する。新規雇用の創出効果も10年の建設期間中に11万人に及ぶものと試算される。また、原発建設後60年間、運営支援への参加を通じ、さらに約200億ドルの受注が予想されると、政府と韓電側は説明した。

UAE側の公式発表に先立ち、金雙秀(キム・サンス)韓電社長とカルドゥンアル・ムバラクUAE原子力公社会長が原発事業契約書に署名した。原発受注の支援のため、1泊3日の予定でUAEの首都アブダビを訪問した李明博(イ・ミョンバク)大統領は、シェイク・ハリファ大統領と共に署名の場面を見守った。両首脳は、別途の首脳会談で両国の関係を戦略的なパートナー関係に発展させていくことで一致した。

交渉代表団の政府側関係者は、「今回の原発事業の受注は、世界中の原発ルネサンス時代を迎え、韓国が新しい原発輸出の強者に位置づけられる契機になると期待される」と話した。



yongari@donga.com