韓国の三星(サムスン)物産・建設部門(三星建設)が工事を総括している世界一の超高層ビル「ブルジュ・ドバイ(Burj Dubai)」が5年間の大工事を終えてオープンする。アラブ首長国連邦(UAE)の最大都市ドバイは、4日午後8時(韓国時間5日午前1時)、シェイク・ムハンメド・ドバイ統治者らが出席した中、ブルジュ・ドバイのオープン式を開く予定だと、30日、発表した。
ブルジュ・ドバイは、中東最大の不動産企業のエマールが発注し、三星建設が主要施工会社として参加して建てたビルで、「ドバイのタワー」という意味だ。砂漠の花を具象化した外観にイスラムの建築様式を結び付けて空へ伸びていく螺旋形の建物に設計された。
ブルジュ・ドバイは、人が住まない鉄塔をはじめ、地球上の全ての人工構造物の中で一番高いビルだ。
発注側は、「好奇心マーケティング」のレベルで、正確な高さなど、ビルの財源をまだ公開していない。ただ、設計図面を分析すると、ビルの高さが818メートルから824メートルに達するという観測が有力視されている。
現在、世界一高い層ビルとして認められている台湾の台北国際金融センターが508メートル(101階)ということを考慮すれば、ブルジュ・ドバイが世界最高のビルになるということには異見がない。
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