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旧親朴連帯、ハンナラ党と無条件合併 徐清源元代表が獄中宣言

旧親朴連帯、ハンナラ党と無条件合併 徐清源元代表が獄中宣言

Posted March. 25, 2010 04:20,   

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親朴系(朴槿恵氏系)政党の未来希望連帯(旧親朴連帯)が24日、電撃的に与党ハンナラ党との無条件合併を宣言した。ハンナラ党と希望連帯の合併が成立する場合、残り70日もない6・2地方選挙の構図が急激に再編されるものとみられる。

公認献金を受けた罪で議政府(ウィジョンブ)刑務所に収監中の希望連帯の徐清源(ソ・チョンウォン)元代表は24日、声明を発表し、党員に「地方選挙で保守を支持する国民の勝利のために、一人の候補も公認しないことを約束しよう。ハンナラ党との合併問題は、すべてハンナラ党に任せよう」と呼びかけた。さらに徐元代表は、「親朴連帯の立党精神は、『生きてハンナラ党に戻ること』だった。初めから一時的な党だった」と強調した。徐元代表は前日、面会に来た希望連帯の金セヒョン事務総長、金ジンウ組織・総務局長にこの声明を口述で伝えた。

希望連帯は24日、最高委員会議を開き、徐元代表の意向を受け入れ、ハンナラ党との無条件合併を推進することで意見をまとめた。また、近く合併を決議するための党大会を招集する計画だ。

しかし、李揆澤(イ・ギュテク)代表は同日、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「無条件降伏には反対する」とし、合併の前提条件として、ハンナラ党に、△二党共同代表共同選対委体制、△地方選挙候補と党協委員長の持分20%の保証、△徐元代表の恩赦などを求めた。李代表は、「徐元代表と与党核心部の間に、ある種の約束があったとみられる。公党が『密室合併』を推進していいものか」と反発したが、党の「大株主」である徐元代表が決めただけに、二党間の合併をめぐる論議は、急速に進展するものとみられる。

これに対し、ハンナラ党の鄭美京(チョン・ミギョン)報道担当は、「徐元代表の決断を歓迎する。合併論議がこれまでも水面下で行われてきたので、早期に実現することを期待する」とコメントした。同党の鄭柄国(チョン・ビョングク)事務総長は、本紙記者に対し、「合併のカギは希望連帯側が握っている。党憲党規上、地方選挙の公認と党員協議会運営委員長の持分の保証は難しい」と述べ、無条件の合併だけに応じる考えを明確にした。

朴槿恵(パク・グンヘ)元代表の報道担当の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)議員は、徐元代表の提案が朴元代表と事前調整したものかどうかについて、「承知していない」と話した。



kimkihy@donga.com egija@donga.com