Go to contents

天安艦切断面の破片「北朝鮮魚雷の材質と比較分析中」 国防部が発表

天安艦切断面の破片「北朝鮮魚雷の材質と比較分析中」 国防部が発表

Posted May. 14, 2010 07:08,   

한국어

海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没の原因を究明している民間と軍の合同調査団は、天安艦の切断面と沈没海域から発見されたアルミニウムの破片が、北朝鮮の魚雷から出たものかどうかを明らかにするため、軍当局が7年前に確保した北朝鮮の魚雷と比較分析作業を行っていることが分かった。

ウォン・テジェ国防部報道官は13日、「天安艦から発見された破片のうち、一部を過去に韓国軍が入手した北朝鮮魚雷の材質と比較、分析している。韓国軍は、7年前に弾頭がない(北朝鮮の)演習用魚雷を後方地域の海岸で発見している」と明らかにした。ウォン報道官は、北朝鮮の演習用魚雷を確保した経緯について、「演習用の魚雷が発見されたからといって(北朝鮮が)侵入したという証拠と見ることはできない。規模が小さい魚雷なので、潮流によって流されてきた可能性がある」と説明した。現在、分析作業は国立科学捜査研究所で行われている。

合同調査団の内外では、軍が発見したアルミニウムの破片が、北朝鮮が使用する魚雷のスクリューの材質と似ているという分析結果が出たという話もあるが、軍当局は「事実ではない」と否定している。合同調査団はこれまで、天安艦の煙突と沈没海域から魚雷の火薬成分(RDX)とアルミニウムの破片を発見し、このアルミニウムは国内では使われていないことを確認した。このため、韓米両国は、天安艦沈没の主犯として事実上、北朝鮮に狙いをつけている。



mhpark@donga.com