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クリントン長官「米、北朝鮮の指導者に責任を問う」

クリントン長官「米、北朝鮮の指導者に責任を問う」

Posted May. 27, 2010 06:51,   

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クリントン米国務長官は26日、海軍哨戒艦「天安(チョナン)」沈没事件に対して、「容認できない北朝鮮の挑発」とし、「米国は追加的な対応措置を検討し、北朝鮮とその指導者たちに責任を問う」と明らかにした。

クリントン長官は同日、ソウル鍾路区都染洞(チョンノク・トリョムドン)の外交通商部の庁舎で、柳明桓(ユ・ミョンファン)外交部長官と会談を終えた後の共同記者会見で、「北朝鮮の好戦性と挑発行為を看過してはならない」としてこのように話した。そして、「(天安艦問題を)国連安全保障理事会に提起するという韓国の決定を支持する。韓米両国は、(北朝鮮の)未来の挑発を阻止するための方法を模索する」と述べた。

クリントン長官は、韓国政府の対応措置に対して、「韓国政府が主導した調査は、科学的かつ客観的であり、その証拠は圧倒的で否定できない。李明博(イ・ミョンバク)大統領と韓国政府が取った対応措置は、慎重かつ適切な措置であり、米国はこれを全面的に支持する」と強調した。

中国・北京で米中戦略経済対話を終え、韓国を訪れたクリントン長官は、「中国も天安艦事件の深刻性を理解しており、韓国と米国の憂慮に傾聴する準備ができていると考える」と話した。

また、「天安艦沈没という即時的な危機に対して、計算された対応策が必要であり、長期的には北朝鮮の方向を転換する戦略によって、北朝鮮の住民により良い暮らしを提供しなければならない。2つのことを同時に追求する必要がある」と強調した。

クリントン長官は、会見直後に大統領府で李明博大統領と会談し、李大統領が、「(天安艦の後続対応は)時間的な余裕を持って状況に対処する必要がある」と言うと、「戦略的な忍耐(strategic patience)が必要だ」と述べたと、李東官(イ・ドングァン)大統領広報首席秘書官が伝えた。



spear@donga.com