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韓国16強でピリオド、許丁茂監督「国民に感謝」

韓国16強でピリオド、許丁茂監督「国民に感謝」

Posted June. 28, 2010 08:39,   

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必死で堪えようとしたが流れる涙を止めることはできなかった。27日、南アフリカ共和国のポートエリザベス・ネルソンマンデラベイスタジアムで修了した韓国とウルグアイとの16強戦。許丁茂(ホ・ジョンム)サッカー代表チーム監督は、1対2で負けた後、グラウンドに倒れている選手らをひとり一人励ましながら、しきりに雨の降る空を見上げた。記者らの接近が認められている共同取材区域と公式の記者会見場でも目は潤っていた。ホテルへ戻る彼の目はいつの間にか赤く充血していた。

許監督は、「W杯が終わった後、無念さが残らないようにする」と言ってきたが、同日、「あまりにも惜しい」と言って涙を堪え切れなかった。韓国はウルグアイに0対1で負けていたところ、李青龍(イ・チョンリョン=ボルトン)のゴールで同点に追いつき、たくさんの機会を作ったが、結局1対2で敗北を喫した。許監督が、「ウルグアイは簡単にゴールを決めた反面、我々は機会を生かせなかったのが敗因」と話したほど切ない試合だった。彼は、「8強に勝ち進みたいという熱望があったが、惜しくてたまらない。最善を尽くしてくれた選手たちに感謝する。夜眠れずに応援してくださった国民やレッドデビルズにも感謝する」と言って、「愉快な挑戦」を声援してくれたファンへの挨拶を忘れなかった。

許監督は、韓国のサッカー史に大きな道しるべを残した。韓国人監督としてW杯初勝利と初遠征ベスト16入りという二兎を捕った。



yjongk@donga.com