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メキシコ、韓国に準FTAの地位を適用

Posted July. 03, 2010 08:48,   

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メキシコ政府や公企業が発注する各種事業の国際入札に、韓国企業が参加できるようになる。

メキシコを公式訪問している李明博(イ・ミョンバク)大統領は1日午前(現地時間)、メキシコシティの大統領府で開かれたフェリペ・カルデロン・メキシコ大統領との首脳会議で、両国間で自由貿易協定(FTA)が結ばれていないため韓国企業はメキシコの公共開発入札に参加できずにいると述べ、「FTA締結前でも、韓国企業が公共インフラの入札に参加できるようにしてほしい」と要請した。

これに対し、カルデロン大統領は、「韓国企業がメキシコの国際入札に参加できるよう、さまざまな措置を講じる」と即座で受け入れた。

メキシコ政府はこれまで、自国とFTAを交わした国に対してだけ、公共インフラへの入札参加を認めてきたが、韓国に対して「特別適用」を容認したものだ。

金恩慧(キム・ウンへ)大統領府報道官は、「FTA締結前でも、韓国企業はメキシコ政府が発注する国際入札に、(メキシコと)FTA締結国の企業と同等に参加できるチャンスが開かれた」と評した。



yongari@donga.com