Go to contents

趙錫來・全経連会長、「健康上の理由」で辞意表明

趙錫來・全経連会長、「健康上の理由」で辞意表明

Posted July. 07, 2010 06:31,   

한국어

趙錫來(チョ・ソクレ)全国経済人連合会(全経連)会長(75)が、健康上の理由で6日、辞意を表明した。全経連は同日、「趙会長が5月の健康診断で胆嚢から腫瘍が発見され、手術を受けており、会長を務め続けることは無理だと判断し、退くことになった」と背景を説明した。

趙会長は、同日会員たちに送る書信を通じ、「これまで財界を代表する重責を務め、最善を尽くそうとしたが、健康上の理由で与えられた任期を全うしきれずに辞退することになり、申し訳ない」と明らかにした。07年3月に第31代全経連会長に就任した趙会長は、2年間の任期を終了し、09年に続投が了承され、来年の2月いっぱいまでが任期だ。

暁星(ヒョソン)グループ会長の趙会長は、全経連会長の辞任が、長男の趙顯俊(チョ・ヒョンジュン)暁星社長と三男の趙顯相(チョ・ヒョンサン)暁星専務の海外不動産投資疑惑についての検察の捜査に関連があると見る向きもある。暁星グループの関係者は、「趙会長の辞任と検察の捜査は別の問題だ。手術後、無理せず休んだほうがいいという医師の指示を受け、辞任を決めた」と伝えた。

75歳の趙会長は、頻繁な海外出長にもかかわらず、時差にもものともしないため、「鉄人」とあだ名がつくほど健康だった。ところが、韓米自由貿易協定(FTA)と韓・欧FTAなど、大型懸案を解決するため、在任期間中に130日間の間に30回にわたって海外出長を行き、疲れが溜まったというのが、全経連側の説明だ。全経連は、近く臨時会長団会議を開き、会員会社と財界の元老たちの意見を収集し、新しい会長を推戴する予定だ。



fineday@donga.com