李承鎏(イ・スンヨプ、34=巨人)の移籍可能性が日本のマスコミで提起された。日本紙の日刊現代は、「李承鎏、ヤクルト移籍説浮上」という見出しの26日付の夕刊で、「伊勢孝雄ヤクルト・インストラクターが李承鎏の復活を助けるために、同じ釜の飯を食うことを望んでいる」と伝えた。
昨年まで2年間SKの打撃コーチを務めた伊勢インストラクターは、06年から2年間、巨人で打撃コーチを補佐する仕事をしながら、李承鎏と縁を結び、李承鎏に打撃の技術だけでなく日本語も教えた師匠だ。
伊勢インストラクターは、「巨人が高い年俸を支給しながらも李承鎏を起用しないのが残念だ。李承鎏は出場させ続ければ、必ず打つ選手だ。全盛期のスウィングとはかけ離れているが、私と共にしたら前へ取り戻すことができる」と話した。同紙は、「窮地に追い込まれている李承鎏に救世主が現われた」と表現した上で、韓国野球関係者の話として、「伊勢インストラクターがヤクルト球団に李承鎏の迎え入れを申し立て、年俸が2億〜3億円なら移籍の可能性が高い」と付け加えた。
06年末、巨人と4年間30億円で契約した李承鎏は、今季、48試合に出場し打率1割7分3厘、5ホームラン、11打点と振るわず、2軍にとどまっている。
米プロ野球ニューヨーク・ヤンキーズの朴賛浩(パク・チャンホ、37)も移籍説が取りざたされている。スポーツ専門放送のESPNの野球コラムニストのジェイスン・スタークは27日、自分のツイッターで「ヤンキーズが朴賛浩を送り出そうとしている。ブルペンに大きく役立っていない朴賛浩を送り出そうとしているのは驚くことではない」と話した。スタークは、「ヤンキーズが朴賛浩のトレードの見返りとして多くのことを要求したりはしないだろう。しかし、37歳の右腕投手・朴賛浩が多くの関心を受けることはなさそうだ」と付け加えた。朴賛浩は今季、25試合を登板して2勝1敗、防御率5.57を記録している。
一方、秋信守(チュ・シンス、28=クリーブランド)は27日、ヤンキーズとのホーム試合で4打数1安打を打って、24日の負傷から復帰以後、4試合連続安打を記録した。クリーブランドが2対3で負けた。
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