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エビアンマスターズを制した申智愛、今度は全英オープンだ

エビアンマスターズを制した申智愛、今度は全英オープンだ

Posted July. 28, 2010 07:36,   

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ゴルフのエビアンマスターズで劇的な逆転優勝で6週ぶりに世界トップの座に復帰した「至尊」申智愛(シン・ジエ、22、写真=未来アセット)が29日にスタートする今季メジャー最終戦の全英女子オープンでランク1位固めに乗り出す。

27日に発表された世界ランキングで申智愛は10.66点がつけられ3段階もアップした。しかし、1位ではあるが、宮里藍(日本、10.25点)、クリスティー・カー(米国、10.18点)、スーザン・ペターセン(ノルウェー、10.14点)らライバルと格差があまり大きくない。「せっかく1位になっただけにできる限り長く維持したい」という申智愛としては、ポイントがたくさん与えられるメジャー大会で優勝する必要がある。

申智愛は全英女子オープンには良い思い出がある。08年招待選手の資格で同大会に出場して優勝し、申智愛という名前を世界のゴルフファンに印象付けた。当時、試合が開かれたところは内陸に位置したサニングデールGCだった。

今大会は韓国選手には馴染みの薄いリンクスコースであるサウスポートのロイヤルバークデールGC(パー72、6465ヤード)で行われる。ここは荒いラフと見当の付けられない海風、深い壺型のバンカーで武装した典型的なリンクスコースだ。昨年、また別のリンクスコースのロイヤル・リザムGCで行われた大会で申智愛は、最終日3打を失って8位タイで大会を終えた。申智愛は、「リンクスコースという風変わりな挑戦を楽しみたい」とし、「歴代大会で優勝した韓国の先輩の後を引き継ぎ、またトップの座に就きたい」と話した。

5年前ここで開かれた大会では、「小さい巨人」張晶(チャン・ジョン、30=企業銀行)が4日間ずっと首位をキープし、16アンダー272打で首位に立った。張晶はエビアンマスターズで3ラウンドまで2位タイを記録するなど、従来の技量を取り戻していて、5年ぶりの優勝が期待される。

この他、先月ジェイミー・ファー・オーウェンズ・コーニング・クラシックでシーズン初優勝を飾った後、US女子オープンとエビアンマスターズで2位タイにつけた崔羅蓮(チェ・ナヨン、23=SKテレコム)、日本で2勝を収めたアン・ソンジュ(23)や、今年11回もベスト10入りを果たしているキム・ソンヒ(22=ハイト)らも優勝に挑む。



uni@donga.com