ＭＢＣドラマ「同伊（トンイ）」が韓国放送映画公演芸術人労働組合（韓芸組）所属の演技者たちの出演拒否で３日連続で撮影が中断され、６日は放送休止のピンチに追いこまれた。５日、「同伊」の６、７日の放送分が京畿道龍仁市（キョンギド・ヨンインシ）にあるセットで撮影を行う予定だったが、韓芸組の組合員で主役のチ・ジンヒ氏をはじめ出演者全員が撮影に参加しなかった。
韓芸組に加入していない演技者たちも撮影拒否に参加した。「同伊」の制作会社である「リーダスコンテンツカンパニ」は７月以降、出演料が支払われていないと、韓芸組は明らかにした。
チャン・ブンスＭＢＣドラマ制作２部長は、「韓芸組と引き続きコンタクト中なので『同伊』の放送休止は、６日になってみないと分からない。撮影時間が切羽詰っているけど正常に放送できるよう努力している」とコメントした。
ＭＢＣ週末ドラマ「キム・スロ」も、４日と５日、役者たちが出演を拒否し、ソウル汝矣島（ヨイド）のＭＢＣで予定されていたスタジオ撮影が行われず、１１日と１２日の放送が不透明な状態だ。ＭＢＣ水木ドラマ「いたずらなキス」は韓芸組所属の演技者が２人しかないうえ、二人の役割も減って来たため、影響はないものとみられる。
韓芸組は、外部のドラマ制作会社の出演料未払い問題に対する対策をテレビ局に要求し、ＫＢＳ、ＳＢＳには「支払い保証」を取り付けたが、ＭＢＣとは合意に至っていない。
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