Go to contents

北朝鮮、「秋夕に離散家族再会」を提案

Posted September. 13, 2010 03:53,   

한국어

北朝鮮の韓国漁船の送還や韓国の北朝鮮への水害支援の方針で、最近、南北間に和解のムードが生まれている中、北朝鮮側が離散家族の再会を提案してきた。政府はこれを前向きに検討し、北朝鮮側に離散家族再会の定例化を提案する考えだ。

北朝鮮の朝鮮赤十字会の張在彦(チャン・ジェオン)委員長は10日、大韓赤十字社の柳宗夏(ユ・ジョンハ)総裁に送った通知文で、「秋夕(チュソク=中秋節、9月22日)に、離散した家族や親類の再会を金剛山(クムガンサン)で実施しよう」と申し入れてきたと、朝鮮中央通信が11日、伝えた。さらに北朝鮮側は、近く南北赤十字間で実務接触を開催することを提案した。南北は昨年も秋夕を機に9月26日から10月1日まで、金剛山で離散家族の再会を行った。

これに対して大韓赤十字社は11日、「北朝鮮の提案を前向きに検討しており、今後、政府と協議して対策を講じる」と明らかにした。

韓国政府当局者は12日、記者懇談会を通じて、「離散家族の再会は(希望者が多く)、1回で終わってはいつ解決できるか分からない。南北赤十字間の実務接触で、離散家族再会の定例化を提案する」と話した。さらに、「北朝鮮側が提案した(コメ、セメントなどの)水害支援や離散家族再会のための実務接触と関連して、大韓赤十字社から北朝鮮に通知文を今週初めに送る予定だ」と明らかにした。このため、早ければ13日にも通知文が発送されるものとみえる。



will71@donga.com