現代自動車の「ジェネシスクーペ」レースカーが今月22〜24日、全羅南道霊岩郡(チョルラナムド・ヨンアムグン)で開催されるフォミュラーワン(F1)韓国グランプリ(韓国GP)舞台に立つ。
18日、KAVOによると、F1大会の合間のイベントであるサポートレースとしてジェネシス・クーペのレースが決まった。レースの日程は、F1と同様で22日練習、23日予選、24日決勝レースの順で行われる。F1レース場に韓国産レースカーが登場するのは初めて。
これまでは主にポルシェーなど海外有名メーカーのレースカーによるレースがサポートレースに登場してきたが、韓国で初めてF1が開催されるだけに、「ジェネシスクーペ」が決まった。
出場車両は、国内最高の自動車競走大会であるCJスーパーレース「ジェネシスクーペ」クラスに出場するレースカーで、出力が310馬力に上る靈岩サーキットでは、最高時速230キロまで出せると見られる。
今大会には、△EXRチーム106、△インディゴ、△アトラスBX、△パボモールなど10余りのチームで20台あまりのレースカーが出場し、熱戦を繰り広げる。
CJスーパーレース「ジェネシスクーペ」に出場する車両は、ほとんどが錦湖(クムホ)タイヤを装着する予定だが、他のタイヤの使用も認められ、タイヤメーカー間の自尊心をかけた対決が予想される。
世界各国から集まった数万の観客とF1関係者たちがレースを見守るため、韓国自動車に対するイメージやモータースポーツが一段階成長する契機になるものと、KVAO側は期待している。
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