クリーブランド「秋信守はトレードしない」

米大リーグデビュー以来最高の一年を過ごした秋信守（チュ・シンス、２８、写真＝クリーブランド）の市場価値が連日最高値を更新している。来年には年俸で大幅増が見込まれているなか、「秋信守のトレード要求噂」について、 球団側は「秋信守をトレードする考えは全くない」とコメントし、積極的な守りに入った。

秋信守のトレード説は、今月１０韓国入りしたとき、「他チームの選手たちが（優秀祝いの）シャンパンを開けるのを見て、自分も勝てるチームにいたいという希望が沸いた」と話したことが不正確に伝わったことから始まった。

米スポーツ専門サイトの「プロスポーツ・デイリー」は１８日、クリーブランドのクリス・アントネティ団長が秋信守とシーズンが終わる前に交わした対話内容を伝え、「秋信守はクリーブランドで勝利したい熱望を伝えた」と報じた。

秋信守は今季に２２本塁打、打率３割、９０打点、２２盗塁を記録。クリーブランド選手では初めて２年連続の３割打率と２０本塁打・２０盗塁を達成した。

秋信守は２０１２年シーズンが終われば自由契約選手（ＦＡ）資格を得て、桁違いに年俸が跳ね上がる可能性が高いため、クリーブランドは現在３年以上の長期契約を勧めている。

米メディアは、秋信守が来年１年間の契約を交わす場合、３００〜４００万ドル、３年契約なら２０００万ドル以上がもらえるだろうと予想している。現在韓国に滞在中の秋信守は、２５日から招集が始まる広州アジア大会代表の練習に参加する。

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