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北朝鮮側出席者4人が元韓国軍出身、南北離散家族再会

北朝鮮側出席者4人が元韓国軍出身、南北離散家族再会

Posted November. 01, 2010 08:39,   

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先月30日から2日間、金剛山(クムガンサン)で行われた南北離散家族再会に出席した北朝鮮側97人のうち4人が、韓国戦争に参戦した元韓国軍だったことが確認された。このため、離散家族の再会が本格的に始まった00年の再会から、北朝鮮側に生存していることが確認された元韓国軍は、31日現在で計17人に増えた。

政府は先月20日、北朝鮮の朝鮮赤十字社中央委員会(チャン・ジェオン委員長)から最終通知を受けた北朝鮮側の出席者100人のリストの中で、最高齢者のリ・ジョンリョル氏(90)を含め、リ・ウォンジク氏(77)、ユン・テヨン氏(79)、朴ヨンウォン氏(81)の4人が、韓国軍兵籍リストに登録された元韓国軍であることを確認した。彼らは、韓国戦争に参戦して行方不明になり、57年に戦死者処理されたが、今回の再会行事に出席し、韓国に住む家族に会うことができた。

リ・ジョンリョル氏らは、北朝鮮で生存していると政府が推定する元韓国軍捕虜約500人のリストにはなく、北朝鮮に住むことになった正確な経緯は、31日現在まで確認されていない。彼ら4人の存在が確認されたことで、政府が把握していない生存している参戦の元韓国軍に対する正確な実態把握が必要だ。

1日午前の再会で3日間の日程がすべて終わる1次の再会行事には、北朝鮮側から、出席者97人と同行の家族13人の110人が出席した。彼らに会うために金剛山に向かった韓国側の家族436人の計546人が、60年ぶりに再会した。再会行事は、先月30日午後の団体再会と歓迎晩餐、31日午前の個別再会と合同昼食、午後の団体再会などの順に行われた。

3日から5日まで行われる2次の再会では、韓国側出席者96人が、北朝鮮側の家族207人に会う予定だ。



kyle@donga.com