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株価、3年ぶり2000ポイント回復

Posted December. 15, 2010 03:12,   

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総合株価指数(コスピ)が3年1ヵ月ぶりに2000ポイントの大台を回復し、株価指数2000ポイント時代が再び到来した。07年10月31日に記録した史上最高値(2064.85、終値基準)まで、わずか55.8ポイントを残しており、史上最高値更新に向けて秒読み段階に入っている。

14日、コスピは前日より12.46ポイント(0.62%)高の2009.05で取引を終えた。07年11月7日(2043.19)以来、37ヵ月ぶりに2000ポイントの大台を回復した。同日の有価証券市場の時価総額は1117兆ウォンと、史上最高を1日で更新した。

同日株価指数の上昇へ導いたのは外国人投資家であり、先月12日以来、1ヵ月あまりで最大規模の5446億ウォン分を買い越した。株価上昇への負担のため、個人投資家が株式市場で1205億ウォン分を売った上に、ファンドの換金売りが響き、機関投資家も1574億ウォン分を売り越した。外国人投資家による今年の累積買い越し規模は19兆9700億ウォンに増えた。

NH投資証券のチョ・ソンジュン研究員は、「米国が減税延長案を発表し、経済予測値を引き上げ、企業業績が好転するという期待が先に反映されている」とし、「これまで、世界金融市場に悪材料だった南欧の財政危機や中国の緊縮への懸念が、それが緩和されたことも好材料だ」と述べた。

株価が2000ポイントを超えたものの、「上昇する銘柄だけ上昇する」現象が繰り返されている。最近、大幅に値上がりした三星(サムスン)電子は、前日より0.11%下落したものの、ドイツのコンテナ船社からの大規模な受注ニュースがあった現代(ヒョンデ)重工業は8.49%上昇した。

専門家らは、隠れていた悪材料が浮上した場合、指数は揺らぎかねず、株価が2000台で安定するまでは時間がかかると見込んでいる。

中国が今年に入り、6度目の支払準備率の引き上げに踏み切り、緊縮への圧迫を緩めると、アジア主要証券市場も軒並み上昇した。日本の日経総合株価指数は0.14%、中国上海総合株価指数は0.05%、香港H指数は0.53%上昇した。前日、米国でもダウ工業平均株価指数が0.16%上昇した。



teller@donga.com artemes@donga.com