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朴智星引退後の代表チーム、新たな世代交代で乗り切る

朴智星引退後の代表チーム、新たな世代交代で乗り切る

Posted February. 08, 2011 09:15,   

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太極(テグク)戦士の世代交代第2弾がスタートした。10日のトルコとの親善試合を控え、トルコ・イスタンブールで練習中のサッカー韓国代表チームのホットな話題は世代交代。1月行われたカタール・アジア杯を控えても世代交代の風が吹いていたため、今年だけで2度目となる。

あいにくにも、代表チームの世代交代が主要選手の空白の中で行われている。1月には釘付けの攻撃手の朴主永(パク・ジュヨン、26=ASモナコ)が負傷したため、他の攻撃手を捜さざるを得ない状況で、自然に具滋哲(ク・ジャチョル、22=ウォルフスブルク)、池東源(チ・ドンウォン、20=全南)孫興民(ソン・フンミン、19=ハムブルグ)らが次世代主役に位置づけられた。今度は朴智星(パク・ジソン、29=マンチェスター・ユナイテッド)と李栄杓(イ・ヨンピョ、34=アルヒラル)が代表チーム引退を宣言し、またも若手の輸血が必要になった。

●朴智星の座には朴主永と具滋哲

趙広来(チョ・グヮンレ)監督は、朴智星が抜けた左サイドの攻撃手のポジションには、朴主永と具滋哲を投入すると話した。朴智星は引退の記者会見で、自身の空白を埋める候補として「孫興民と金甫鍫(キム・ボギョン、22=セレッソ大阪)が最も有力だ」と話した。

しかし、今すぐ最上の戦力を引き出さなければならない立場にある趙監督は、検証済みの具滋哲と朴主永カードを切り出した。趙監督は、「朴主永が中央に入ると、具滋哲を左サイドの側面に立たせるなど、ケースバイケースでポジションを変えるやり方で運営するつもりだ。金甫鍫もテストしてみるが、具滋哲と朴主永の技量がずば抜けているだけに、彼らが優先だ」と話した。

●李栄杓の空白には洪迵と尹錫栄

趙監督は左サイドの守備手、李栄杓のブランクを埋める候補として、早くも洪迵(ホン・チョル、21=城南)や尹錫栄(ユン・ソクヨン、21=全南)ら、若い選手を代表チームに合流させた。

趙監督は、「今すぐ李栄杓のブランクを埋めるのは難しいだろうが、洪迵と尹錫栄が所属チームで見事な活躍をしてきただけに、良いプレーを披露してくれるだろう」と見込んだ。まだ若くて守備手としての経歴も浅いが、趙監督は、彼らが攻撃への理解が優れている左足利きというメリットと発展可能性を高く評価している。トルコ戦がその初の試験台になるわけだ。

昨年10月、日本との親善試合で2年ぶりに代表チームに加わったが落馬した崔成国(チェ・ソングク、28=水原)は、約4ヵ月ぶりに再び太極マークをつけて趙監督の検証を受ける。



yjongk@donga.com