韓国挺身隊対策問題協議会(挺対協)が、16日開かれる「日本軍慰安婦問題の解決に向けた定期水曜集会」を、日本の大地震で死亡した被害者らのための「追悼集会」に変更して開催することを決めた。
尹美香(ユン・ミヒャン)挺対協代表は14日、「日本東北地方を襲った大地震の犠牲者らを追悼するため、16日に開かれる第961回水曜集会を追悼集会に変えることにした」とし、「日本政府の謝罪や賠償を求める掛け声の代わりに、今回の地震で犠牲となった日本の皆さんを追悼する時間を持って解散することを決めた」と明らかにした。しかし、来週(23日)からは通常どおり水曜集会を再開する。
挺対協は1992年1月から毎週水曜日正午、ソウル中区中學洞(チュング・チュンガクドン)の在韓日本大使館前で、日本軍慰安婦問題に対する日本政府の謝罪や補償を促す集会を開いてきた。水曜集会は1995年、日本阪神大震災の犠牲者らを追悼するため1度キャンセルされたことを除けば、毎週開かれている。水曜集会は今年12月8日付で1000回を迎える。
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