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中国の格付け機関関係者らが訪朝、中朝経済協力の準備作業か

中国の格付け機関関係者らが訪朝、中朝経済協力の準備作業か

Posted May. 10, 2011 05:45,   

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他国債の格付け業務を担当する中国輸出入銀行の国別処の所属員が4月15日、北朝鮮の故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日(太陽節)を前後に、北朝鮮を訪問していたことが明らかになった。北京の消息筋は、「太陽節を控え、中国輸出入銀行の国別処所属の約10人が、10日間の日程で北朝鮮を訪問した」とし、「彼らは平壌(ピョンヤン)だけでなく、地方都市も訪問したと聞いている」と話した。

国別処は、中国政府内で外国の信用度を評価する機関。このため、今回の訪朝を北中経済協力と結びつける分析も出ている。地方都市も訪問しただけに、平壌の太陽節行事に参加するための単なる観光ではない可能性が高い。

これに関連し、北京の別の消息筋は先日、「中国政府が羅先(ナソン)地区に投資する中国企業に対しては、無利子融資など金融面で優遇する案を検討中だ」と話しており、注目される。

中国政府が、中朝間経済協力の動きが活発な豆満江(トゥマンガン)流域の琿春—羅先地域や鴨緑江(アプロッガン)流域の丹東—新義州黃金坪(シンウィジュ・ファングムピョン)地域への投資を前に事前準備作業を進めているものと見ることができる。



mungchii@donga.com