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外換銀行、職員らにばら撒きボーナス

Posted May. 14, 2011 03:31,   

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ハナ金融持株による外換(ウェファン)銀行の子会社組み込み計画について金融当局が審議を見合わせている中、外換銀行が職員らに計460億ウォンの特別ボーナスを支給したことが明らかになり、議論を呼んでいる。

外換銀行は最近、職員らに基本給の150%ほどの定期ボーナスのほかに200%の特別ボーナスを追加で支給した。ボーナスの総額だけでも計460億ウォンに上る。このため外換銀行の第1四半期の総経費は計3767億ウォンとなり、前期に比べて12.5%増加した。

一方、外換銀行の第1四半期の業績は計1986億ウォンで、前年同期(3182億ウォン)比37.6%減少した。国民(クンミン)銀行が、前年同期比42.3%増の計7405億ウォンの純利益を上げるなど、ライバル銀行の純利益が大幅に増加したのとは対照的だ。

外換銀行は、「特別ボーナスは、昨年、経営目標を上回る業績達成を受けて職員たちの努力を評価する意味で支給したものだ」として「通常のボーナス支給だ」と釈明した。しかしハナ金融への売却に反対する外換銀行の職員らが連日集会に出席し、営業力の弱体化が指摘されている中で「ボーナス」をばら撒いたのは、モラールハザードと言う批判が金融圏の一部から出ている。

一方、職員らのボーナスの一部は、自社株買い付けに使われた。外換銀行労組の関係者は13日、「職員らが、自社株組合の活性化に向け、今回のボーナスの一部を、自社株組合側に出した」と言い、「これまで集まった250億ウォンで、時価総額比0.41%の自社株を取得した」と明らかにした。



redfoot@donga.com yunjung@donga.com