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「女子大生を運び屋に」アジアの麻薬密売団を摘発

「女子大生を運び屋に」アジアの麻薬密売団を摘発

Posted June. 02, 2011 03:08,   

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韓国人女子大生や休学生を含むナイジェリア国際麻薬密輸組織と運び屋が摘発された。

仁川(インチョン)地検と仁川空港税関の合同捜査反班は、ヒロポン3キロ(10万人の投薬分量)を、アフリカのマリから韓国に密輸した容疑(麻薬類不法取引防止に関する特例法違反)で、ナイジェリア出身の韓国総元締め、V容疑者(37)と韓国人妻のL容疑者(24)を拘束起訴した。また、2人に頼まれて、ヒロポンを国内にひそかに持ち込んだ女子大生のH容疑者(24)を拘束起訴し、逃亡したH容疑者の恋人、J容疑者(36=ナイジェリア出身、日本流通担当)など2人を指名手配している。

検察によると、V容疑者には、妻や他の組織員らと共謀し、女子大生のH容疑者をマリに送り、ヒロポン3キロを旅行用カバンに隠し、国内に持ち込ませた容疑がもたれている。検察は、拘束起訴された韓国人女性2人のほか、日本の成田空港で逮捕されたM容疑者(22)など、韓国人女性4人が、ナイジェリア組織の運び屋として働いていたことを明らかにした。

ナイジェリア出身の組織員らは、ソウル梨泰院(イテウォン)で、英国や米国人ビジネスマンであるかのように振る舞って、韓国人女性から歓心を買い、結婚したリ、恋人になったという。また、韓国人女性らに対し、海外旅行をさせると言い寄り、謝礼金として500万ウォンを支払い、持ち込ませていたことが明らかになった。

V容疑者などは、一部の韓国人女性に対しては、現地でブローカーと接触させ、麻薬が隠されたカバンを持ち込ませており、麻薬が隠されていることに気付いた一部の女性らに対しては、暴行を加え仕事をさせたことが明らかになった。



run-juno@donga.com