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「平昌で金メダル取りたい」フィギュアの次世代ホープ、金海珍さんが抱負語る

「平昌で金メダル取りたい」フィギュアの次世代ホープ、金海珍さんが抱負語る

Posted July. 08, 2011 03:53,   

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フィギュアスケート国家代表の金海珍(キム・へジン=14、果川中学)です。

まず、打ち明けなければならないことがあります。本当のことを言うと、2018年は私にとっては遠い先のことでした。2014年のソチ冬季五輪には、絶対出場したいと思います。しかし、その4年後は、私も自信がありません。ただ、私のほかにも、錚々たる選手たちがいるはずだから、誰が出場してもかまわないと思いました。

ところが、6日深夜、テレビで平昌(ピョンチャン)が2018年冬季五輪の開催地として決まる瞬間を目にしました。余りにも嬉しく、言葉が出ないほどでした。今は、考え方も変わりました。私も絶対、平昌に出場したいです。国内で開催されるだけに、万全の体調で望めると思います。国民からもいろいろ応援してもらえるでしょう。今は、そう考えただけでも胸がいっぱいです。

これまで、金姸兒(キム・ヨナ=21、高麗大学)さんと似ているという言葉をよく耳にしました。昨年、バンクーバー冬季五輪が終わった後、姸兒姉さんが、自分の後を引き継ぐ後輩選手として私を名指したという話を聞き、本当に嬉しかったです。人々は、長い手足や高く簡単に飛ぶジャンプなど、多くの面で、当時の姸兒さんと私がそっくりだといいます。私は7歳の時、フィギュアスケートの靴を履き、12歳の時、トリプル5種(6つのジャンプのうち、トリプルアクセルは除外)ジャンプを完成させました。姸兒姉さんも同じ歳に、完成させたそうです。

昨年、スロベニアのイェセニツェで開催されたトリグラフ・トロフィー大会・ノービス部門で優秀しました。同大会は02年に姸兒さんが出場し、ノービス部門で優勝した大会でもあります。姸兒さんは、その大会での優勝をきっかけに、世界舞台に名をはせることになったそうです。

姸兒さんを真似しようと今まで頑張ってきました。昨年1月に開かれた全国男女総合選手権大会で、アスタナ・アルマティ冬季アジア大会の銅メダルリストの郭鏜整(クァク・ミンジョン)さん(18=軍浦修理高校)を抜き、女性シングルの優勝を果たしました。小学生が総合選手権で優勝したのは、03年の姸兒さん(当時13歳)以来初めてのことだそうです。

しばらく上昇の勢いに乗っていたんですが、昨年9月の怪我は私には大きな試練となりました。トレーニングの途中、他の選手とぶつかって、左足のアキレス腱が切れました。手術を受け、しばらく氷の上に立つことができず、落ち込んでいました。出場権を獲得したジュニアグランプリ大会とジュニア世界選手権大会に出場することができず、とても悔しかったです。本当に一所懸命に準備してきて、自信もありましたから。

そろそろ、怪我も治り、再び毎日5時間、トレーニングに打ち込んでいます。アイスリンクを借りることが難しく、午前6時と午後10時など、空いた時間を利用しなければなりません。アイスリンクも2、3ヵ所を転々しながらトレーニングをしなければならず、今も大変です。うちに帰り、時計を見れば午前1時です。時々疲れ果てて涙まで出る時があります。でも、今は五輪という確実な目標ができました。

2018年になれば今の姸兒さんと同様の21歳になります。選手としては最も技を花咲かせる歳なんです。姸兒さんが切り開いたフィギュアへの関心を、18年の平昌冬季五輪の時まで、私がつなげていきたいです。7年後は、私もきっと姸兒さんのように表彰台に上がれますよね!ファイト!



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