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鬱陵警備隊のユ・ダンビ新隊長「9人の先祖が海軍将軍、独島守護は宿命」

鬱陵警備隊のユ・ダンビ新隊長「9人の先祖が海軍将軍、独島守護は宿命」

Posted August. 04, 2011 07:26,   

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「代々、国を守ることを天職としてきました。その血を受け継いだからなのか、軍人ではない警察ですが、国土守護の義務を感じ、独島に行こうと思います」

3日、独島警備隊を総括する鬱陵(ウルルン)警備隊隊長に任命されたソウル恵化(ヘファ)警察署のユ・ダンヒ氏(54)は、決然たる表情で語った。これまで鬱陵警備隊長は、警監クラスが担ってきたが、警察は独島守護の意志と力量を強化するという意味で、警正クラスを登用することを決定し、ユ警正が初の警正クラスの鬱陵警備隊長となった。独島警備隊長も、警衛クラスから警監クラスへとワンランク上げられた。

「竹島は日本の領土」であると主張する日本の自民党議員の入国強行と日本政府の防衛白書の発表により日韓関係が冷えきっている中、同日警察庁で鬱陵警備隊長と独島警備隊長4人に対する任命式が行われた。ユ警正は、文禄・慶長の役の際、李舜臣(イ・スンシン)将軍の指揮の下、副司令官に露梁(ノリャン)海戦を指揮した柳珩(ユ・ヒョン)将軍の直系の子孫だ。ユ将軍をはじめ、海軍将軍を9人も輩出した伝統的な武人家出身のユ警正は、「忠清南道公州市(チュンチョンナムド・コンジュシ)と京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)にある柳珩将軍の祠堂と墓に、今でも1年に2度、必ず訪れる。先祖の墓を参る度に、外勢に対抗して国土を守った精神を心に刻む」と語った。

鬱陵警備隊長は、普段は鬱陵島に常駐し、1ヵ月に2回程度独島を訪れ、隊員を激励し、状況を点検する。

ユ警正は、「これまで独島警備は消極的すぎた。独島が韓国の領土であるという当然の事実を外部にも積極的に伝えなければならない」と強調した。このためにユ警正は、「基本的な警備業務だけでなく、独島を訪れる人々に独島のことを伝え、国際社会と世論の支持を得られるよう努力する」と抱負を述べた。

ユ警正と共に働く独島警備隊長には、慶尚北道(キョンサンプクト)鬱陵警備隊の金ビョンヒョン、李スンス警監と全羅南道(チョンラナムド)警察庁保安課のナ・ホンギュ警監、慶尚南道(キョンサンナムド)晋州(チンジュ)警察署のユン・チャンス警監ら4人が任命された。



sunggyu@donga.com