Go to contents

SKの崔泰源会長、19日に取り調べ

Posted December. 17, 2011 07:52,   

한국어

SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長(51、写真)は19日、検察に呼ばれ、取調べを受けることになる。SKグループオーナー一家の横領容疑について捜査を行っているソウル中央地検・特殊1部(李仲熙部長)は、「崔会長に対し、来週月曜日(19日)午前9時半に、検察に出頭するよう通知した」と、16日明らかにした。崔会長が、検察から取調べを受けるのは、03年2月以降8年余りぶりのこと。

崔会長は、SKテレコムなどの系列会社各社が創業投資会社であるべネクスインベストメントに投資した2800億ウォンのうち、497億ウォンを横領した後、資金洗浄の過程を経て、先物投資に流用した過程を主導した容疑がかけられている。検察はこの過程を、崔会長のほか、SK海運顧問出身で、年明けに海外に出国し、中国に滞在しているといわれている金ウォンホン元SK海運顧問(50)や崔再源(チェ・ジェウォン)SKグループ・首席副会長(48)、べネクスの金ジュンホン代表(46=拘束起訴)が共謀したと見ている。

検察の内外では、今回の事件を共謀したといわれている人物のうち、初めて拘束起訴された金容疑者の容疑と、崔会長との容疑が似ていると見ている。控訴状によると、金容疑者は、横領したファンド出資金に当てようと、SK、E&S、SKガス、釜山(ブサン)都市ガスの投資金で設立しようとした別のファンドの出資前受け金495億ウォンを横領して使ったことが明らかになった。さらに、同ファンドの出資金の穴埋めのため、貯蓄銀行から、べネクス資金220億ウォンを担保に提供し、崔副会長名義で221億ウォンの融資を受けるなど、計768億ウォンの融資を受けたことが分かった。

検察は、崔会長を呼んで取調べを終えた後、崔会長兄弟に対する刑事処罰のレベルを決めることになる。検察の内外では、崔会長に対し、拘束令状を請求するかどうかが最大の関心事となっている。崔会長は、SK(株)代表取締役会長だった03年、1兆5000億ウォン台の粉飾会計の容疑などで、検察から取調べを受けた後、拘束起訴され、実刑を言い渡された。08年、最高裁で懲役3年に執行猶予5年が確定した後、同年8月15日、特別赦免を受けた。



verso@donga.com