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北朝鮮、「無慈悲な対応打撃」

Posted February. 20, 2012 06:36,   

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海兵隊が20日、白翎島(ペクリョンド)、延坪島(ヨンピョンド)などの西北島嶼地域で大規模な海上射撃演習を実施する予定だ。西北島嶼での海上射撃演習は今年に入って2度目。これに対して、北朝鮮軍は19日、「無慈悲な対応打撃があるだろう」とし、「民間人は安全地帯に待避せよ」と警告した。

海兵隊の西北島嶼射撃演習には、白翎島と延坪島に配備されたK−9自走砲や20ミリバルカン砲、81ミリ迫撃砲などの編制火器が動員される予定だ。白翎島に配備されたコブラ攻撃ヘリコプターも、北朝鮮の空気浮揚艇の奇襲南下を仮想して撃退する射撃演習を実施する計画だ。

海兵部隊は20日に、北方限界線(NLL)以南の白翎島付近の海上と延坪島東南の海上で数千発の射撃演習を実施する計画だという。軍関係者は、「2010年の延坪島砲撃後に実施してきた定期的な演習だ」と明らかにした。西海(ソヘ・黄海)では20日から5日間、韓米連合潜水艦演習が実施され、27日からはキーリゾルブ連合軍事演習が予定されている。

これに対して、北朝鮮軍戦線西部地区司令部は19日、「公開通告状」を通じて、「我々の領海で一つでも水柱が監視された場合、直ちに無慈悲な対応打撃が開始されるだろう」と警告したと、朝鮮中央通信が報じた。

北朝鮮軍は、「西海5島とその周辺の民間人は、海上射撃が始まる20日9時前に安全地域に待避せよ」とし、「李明博(イ・ミョンバク)逆賊輩党は、2010年11月23日の延坪島の火の海の教訓を忘れてはならない」と付け加えた。戦線西部地区司令部は、2010年8月にも海兵隊の射撃演習に対応打撃を警告し、NLL南側の韓国領海で砲弾を撃つ武力挑発を強行した。

軍当局は、北朝鮮の挑発に備えて万全の態勢を整え、射撃演習を予定通り実施する計画だ。軍消息筋は、「北朝鮮の特異な動きは感知されていない」と伝えた。国連軍司令部軍事停戦委員会は、白翎島、延坪島にそれぞれ約10人の監視要員を派遣するという。

統合参謀は最近、白翎島と延坪島の住民、海洋調査院側に射撃演習の計画を通知し、海洋調査院は演習区域を通過する船舶に注意を促す航行警報を発令した。



ysh1005@donga.com shcho@donga.com