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国連「北朝鮮、シリア・ミャンマーと兵器取引した疑惑」

国連「北朝鮮、シリア・ミャンマーと兵器取引した疑惑」

Posted May. 19, 2012 08:42,   

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国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁委員会が、北朝鮮とシリア、ミャンマーとの間の兵器取引疑惑を調査していると、ロイター通信が17日(現地時間)報じた。同通信によると、対北朝鮮制裁委員会の専門家パネルは最近、安保理に提出した非公開の報告書で、「北朝鮮は国連の対北朝鮮制裁決議に違反する動きを絶えず積極的にしている」とし、「兵器や関連物品、嗜好品の不法販売といった違反事例が数件報告されている」と明らかにした。

同報告書は、「2010年11月、北朝鮮がシリアに輸出しようとした問題の貨物をフランスが押収し、調査した結果、砲弾を作るために使われる銅版や銅棒、ロケット製造に使用可能なアルミニウム合金チューブが含まれていた」と不法兵器取引の事例を提示した。

2つ目の不法兵器取引の疑惑は、2007年に北朝鮮がスカッドミサイルの製造に使われるエンジン燃料と戦略ミサイル製造に使われる一部物品を中国などを経由してシリアに輸出しようとして摘発されたことだ。報告書は、「北朝鮮がミサイル開発と関連して、これらの国と長期間協力してきたという報告が一貫して提起されている点に注目する」と明らかにした。北朝鮮はこのほかに、日本酒12本、中古のメルセデスベンツ3台、化粧品、ノートブック数百台など禁止されている嗜好品も輸入していたことが明らかになっている。



yhchoi65@donga.com