Go to contents

Kポップの歌詞を世界150の言語で発信、シンガポール本社の「ヴィキ」がサービス開始

Kポップの歌詞を世界150の言語で発信、シンガポール本社の「ヴィキ」がサービス開始

Posted May. 25, 2012 05:44,   

한국어

世界200ヵ国で150の言語でテレビドラマや映画を見せてくれるインターネット・ビデオ・ストリーミング・サイト「ヴィキ(www.viki.com)」が24日(当地時間)、音楽フラットフォームサービスを始めた。これでアイユ、タイガーJKら、主要Kポップスターの歌詞が150ヵ国語で世界中のネットユーザーたちに届けられる。ヴィキはアイユの所属者の韓国ローエンエンターテインメントなどと音楽コンテンツ供給契約をを結んでいる。

シンガポールに本社を置くヴィキのラズミック・ホブァヒミアン最高経営者(CEO)は24日(当地時間)、「言語のハードルで輝きを発せられなかったKポップが、多様な国の言葉に翻訳された歌詞と共に伝えられると、新しいファンと市場を作り出すだろう」と話した。

ホブァヒミアンCEOは同日、インタビューに先立って前日テスト用でKポップのミュージックビデオ1本をサイトにアップロードしたと紹介した。その結果、1日で自発的な利用者らが9ヵ国語で歌詞を翻訳してアップロードした。9ヵ国語の中には、英語だけでなく、ルーマニア語とユーゴスラビア語の字幕もあった。

韓流コンテンツは世界中に熱狂的な人気を博しているが、英語、中国語、日本語など主要言語を除いては各国の言葉で正確に翻訳し難い限界があった。ローエンエンターテインメントのシン・ウォンス社長は、「これまでKポップが音楽とパフォーマンスの面で人気を集めたとしたら、ヴィキのフラットホームを通じて、歌詞に込められた韓国固有の情緒やスターの価値観まで伝えられ、ファンとさらに近くなる道になる」と話した。

ヴィキはアイユの所属者を皮切りに、国内3大芸能企画会社のSM、JYP、YGともコンテンツ供給契約を推進中で、近いうちに少女時代やワンダーガールズ、ビックバーンの歌も各国語の字幕と共に電波されるものと見られる。



baltika7@donga.com