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羅老号、来月26〜31日に打ち上げ 事実上最後の挑戦

羅老号、来月26〜31日に打ち上げ 事実上最後の挑戦

Posted September. 12, 2012 05:44,   

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2度の失敗を経験した人工衛星搭載ロケットの「羅老(ナロ)」号が3度目の挑戦に乗り出す。教育科学技術部(教科部)は10月26日から31日の間に羅老号を打ち上げると11日発表した。打ち上げ時間は午後3時30分から7時の間だ。

国際慣例上、打ち上げ予定日は打ち上げ可能期間の初日の10月26日、27〜31日は打ち上げ予備日で国際民間航空機関や国際海事機関などに通報される。

教科部のノ・キョンウォン戦略技術開発官は、「最終打ち上げ日と打ち上げ時間は気象状況などを考慮して、打ち上げ予定日が近づいたら決定する」とし、「気象条件など突発変数で打ち上げ予定日か打ち上げ予備日内に推進できず、先送りにされる可能性も排除できない」と話した。

打ち上げ日が決められても正確な打ち上げ時間は当日に最終確定される。気象状況や太陽活動、太陽放射線など宇宙環境は言うまでもなく、宇宙に浮かんでいる人工衛星やスペースステーションなどとの衝突を避けられる時間を選ばなければならないためだ。

韓国航空宇宙研究院のチョ・クァンレ羅老号発射推進団長は、「現在1段と2段は羅老宇宙センターで点検中だ」とし、「今月末点検を終えて、10月2日から4日までの間に結合する予定だ」と話した。

09年8月25日の1次打ち上げは上段フェアリングの非正常な分離で失敗した。10年6月10日の2次打ち上げ失敗は、韓国とロシアの合同調査団が調査したが、双方の意見が食い違い、原因が究明されずにいる状態だ。

今度の3次打ち上げは、韓国初の宇宙発射体・羅老号の最後の打ち上げ機会だ。今のところ追加の打ち上げ計画がないため、失敗すれば20年をめどに進められている宇宙発射体(KSLV−2)開発事業に影響が出る可能性もある。



edmondy@donga.com