３日、キャンプ解団式を行った安哲秀（アン・チョルス）元大統領選候補が文在寅（ムン・ジェイン）民主統合党候補を実質的に支援するかは相変わらず不透明だ。しかし、安元候補がその気になれば、いつでもあらゆる方法で文候補を支援できる。
中央選挙管理委員会の関係者は同日、「安元候補の選挙支援に選挙法上の制約はほとんどない」とし、「選挙運動はもっぱら彼の意志次第だ」と話した。民主党への入党や選挙事務員登録の有無と関係なく、安元候補は道や市場、公園など、全ての公開された場所で文候補への支持を訴えられる。公開された場所でマイクは使えない。しかし、候補や選挙関係者が安元候補を演壇に立たせると、マイクを取って演説をすることもできる。
ツイッターなどソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）やカカオトーク、電子メール、携帯電話のショートメッセージなどを活用した選挙運動も認められる。放送賛助演説者として登場して文候補への支持演説を行うこともできる。
ただし、選挙事務員に登録していなければ、文候補の名前や記号が書かれたタスキや帽子などの装身具は着用できない。コンサートを開いたり大学の講演に立つのは問題ないが、このような場で積極的に文候補への支持発言をしてはならない。選挙期間中は誰もが選挙に影響し得る集会や会合を開くことが禁じられているためだ。ただし、「政権交替を果たすべきだ」などの個人的な見解を示すのは問題がない。
egija@donga.com
About Dong-A Ilbo