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憲法裁判所長に検察官出身の現役裁判官を指名

憲法裁判所長に検察官出身の現役裁判官を指名

Posted March. 22, 2013 07:53,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は21日、空席の憲法裁判所長に朴漢徹(パウ・ハンチョル)憲法裁裁判官を指名した。李康国(イ・ガングク)前所長が1月21日付けで任期を終えて退任してから60日ぶりで、李東洽(イ・ドンフプ)氏が先月13日に指名辞退してから37日ぶりだ。

朴氏は、釜山(プサン)出身で最高検公安部長とソウル東部地検検事長を経験した。判事出身が憲法裁所長に抜擢された慣例を破り、1988年の憲法裁創設以来初めての検察官出身の所長指名となった。現役の憲法裁裁判官が所長に抜擢されたのも初めてだ。

尹昶重(ユン・チャンジュン)大統領府報道官は「朴氏は憲法裁裁判官の勤務期間が最も長いため、代行の順番からも継承序列が一番高い」と説明した。朴氏は、国会の人事聴聞会と任命同意の手続きを経て正式に任命される。

民主統合党は「『公安』憲法裁になることが懸念される不適切な指名だ」と批判した。

朴大統領は、また徐基錫(ソ・ギソク)ソウル中央地方裁判所長と趙龍鎬(チョ・ヨンホ)ソウル高等裁判所長を憲法裁裁判官に指名した。憲法裁所長が内部から抜擢され、宋斗煥(ソン・ドゥファン)裁判官の任期が22日付けで終了し、空席になる裁判官2人を追加で人選したものだ。

さらに朴大統領は、黄迵周(ファ・チョルジュ)チュソンエンジニアリング社長が途中下車したために空席になっている中小企業庁長に韓正和(ハン・ジョンファ)漢陽(ハンヤン)大学経営専門大学院長を内定した。



ditto@donga.com