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「より利口」「より鮮明」になった三星電子の「ギャラクシーS4」

「より利口」「より鮮明」になった三星電子の「ギャラクシーS4」

Posted April. 03, 2013 03:39,   

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「革命的だったり、進化的だったり」

先月14日(現地時間)、米国で公開された三星(サムスン)電子の「ギャラクシーS4」をめぐり、世界のいたるところから詰め掛けてきたスマートフォンのアナリストらの関心が熱く燃え上がった。公開イベントに出席した彼らは、おおむね、「革新的」という評価を下した。ただ、その革新が、漸進的改善を意味する「進化」なのか、それとも従来の製品とはレベルの違う「革命」なのかは、消費者の選択にかかっているという。

このような評価を念頭に、今月末の国内発売を控えているギャラクシーS4を、一足先に使ってみた。

4.99インチの能動型有機発光ダイオード(AMOLED)画面の鮮明さやのっぺりとした感じのベージェル(輪郭)に加えたぎっしり詰まった水玉模様が、はつらつさを感じさせた。三星電子が発売した初のフルHD(高画質)スマートフォンであり、モバイルウェブページはもとより、PCモードの小さい文字まで、はっきり見ることができるということも強みだった。「ギャラクシーS3」に搭載されていた従来の機能は、ほとんどアップグレードされた。

内装されたアプリ(応用プログラム)「Sヘルス」を起動させた。Sヘルスには、温度や湿度をチェックし、周りの環境がどれほど快適かを示す機能と、歩数だけ上がる歩数計機能などが入っている。体重や身長、出生年度などを入力すれば、何メートル歩いたか、カロリーはどれぐらい消耗したかも、一緒に表示される。毎日のカロリー消費量や心拍数をチェックし、1週間、1ヵ月間の単位でグラフで表すこともできる。一日に摂った食べ物のカロリー摂取量を記録する「食べ物追跡機」機能もある。三星電子は。別途に販売するフィットネス腕輪、フィットネスベルトなどの関連アクセサリーを通じて、血圧や脈拍、血統数値、体重なども管理できるようにする予定だ。

ギャラクシーS4には、画面をタッチせず、視線や音声、動作認識でスマートフォンを作動できるユーザーの利便性のための機能も大幅に追加されている。動画を見ていて、ほかのところに目を移せば止まり、画面を見れば再び止まった部分から映像が再生される「スマートポーズ」機能がある。タッチ無しに視線だけで画面を動かす「スマートスクロール」機能も印象的だった。ただ、目玉を認識するのに時間がかかり、即座で視線の動きについていけないことが残念だった。

写真に音声を盛り込んだ「サウンドアンドショット」機能も印象的だった。瞬時の姿をイメージだけ撮るのではなく、写真撮影時の周辺の音や被写体の音声まで一緒に記録させている。写真や映像を撮る人と撮られる人を、一つの画面に映す「デュアルカメラ」機能、スマートフォンを利用して三星電子のテレビやエアコンなどを利用できる「ウォッチオン」機能なども追加された。このような機能を総合してみれば、ギャラクシーS4は、「革命のための進化」を示した製品だという気がした。

一方、三星電子は、ギャラクシーS4を25日、韓国の国内消費者らに公開する。発売日は同じ日か、その直後になる見通しだ。出庫価格は、16GB(ギガバイト)モデルが90万ウォン台後半だという。3世代(3G)とロングタームエボリューション(LTE)用の二つのバージョンを披露する。



jjy2011@donga.com