「敵対行為に謝罪しろ」 韓国保守派団体の金正恩人形火刑式に北朝鮮軍部が「最後通告」

韓国政府が南北対話を提案したことに対して、北朝鮮は１６日、「対話を願うのなら、すべての反北行為に対して謝罪しろ」と返した。北朝鮮最高司令部は同日未明に発表した「最後通告」の中で、「南朝鮮のかいらいがソウルのど真ん中で繰り広げられている反共和国（反北朝鮮）集会で、わが国の最高の尊厳の肖像画を燃やす蛮行を犯した」として、このように反発した。

韓国の保守派団体は１５日、故金日成（キム・イルソン）国家主席の生誕日（太陽節）を迎えて、ソウル市内で金正恩（キム・ジョンウン）労働党第１書記の模型を燃やす火刑式のパフォーマンスを行った。

最後通告は、「最高の尊厳を既存するような蛮行が、かいらい当局（韓国政府）の庇護の下で、ソウル市内のど真ん中で繰り広げられている限り、我々の予告無しの報復行動と革命武力の正々堂々たる軍事的示威行動が即時開始されるだろう」と威嚇した。

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