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性的接待疑惑の建設業者、すべての疑惑を否定

性的接待疑惑の建設業者、すべての疑惑を否定

Posted May. 10, 2013 04:33,   

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著名人に性的接待をした容疑が持たれている建設業者のユン某容疑者(52)が9日、警察に出席して「金学義(キム・ハクウィ)元法務部次官は知らない人で、性的接待をした事実もない」と主張した。捜査着手から約50日ぶりに警察に召喚されたユン容疑者は同日午後、自分のエクウス乗用車に乗って、ソウル西大門区錧芹洞(ソデムング・ミグンドン)の警察庁に到着した後、記者らの質問にそのように答えた。

しかし、金元次官が借名の携帯電話を利用して、ユン容疑者と頻繁に通話した状況が警察の調べで確認されたことなどを考慮すると、ユン容疑者の主張は信憑性が乏しいと見られる。

警察の捜査内容と本紙の取材結果によると、金元次官は知り合いから提供してもらった借名の携帯電話でユン容疑者と数度通話した状況が捜査過程で確認された。特に、金元次官が使用したものと警察が確認した借名携帯電話の前の番号の「010−4157」は、ユン容疑者の甥が「金元次官に動画スチール写真を送った時に使った電話番号であると、3月、本紙とチャンネルA共同取材チームが報道した内容と一致する。ユン容疑者の甥は当時インタビューで、「叔父から動画スチール写真を金元次官に送れと言われた」と話した。

また、警察はユン容疑者の江原道(カンウォンド)別荘に呼ばれて性的接待に動員されたという供述を約10人の女性から確保した。この中では、「ユン容疑者が有力人物の性的関係の場面を撮影する状況を直接目撃した」という供述も含まれている。ユン容疑者の甥と別荘管理人らユン容疑者周辺の人物らも「ユンさんが複数の人物に性的接待をした」と供述した状態だ。

警察はユン容疑者を相手に性的接待をしたかどうかを追及し、否認する場合、性的接待に動員されたと知られている女性らを呼んで対質尋問を行う案も検討中だ。警察庁の関係者は、「これまで提起した疑惑について取り調べた」とし、「必要ならば、逮捕令状も申請する」と話した。