漢江ウォーターパーク、明日から一斉にプール開き

漢江（ハンガン）公園の屋外プール６ヵ所（トゥクソム、汝矣島、クァンナル、望遠、蚕室、蚕院）と蘭芝（ナンジ）江辺水遊び場が２８日、一斉にプール開きをする。これらのプールは８月２５日までに休日無しで営業する。

この７ヵ所のプールや水遊び場は、それぞれ違う施設が設けられているため、好みに合わせて選べる。トゥクソムにはチューブに乗りながら楽しめる流水プール（長さ４５０メートル）と４メートルの高さから水が降り注ぐアクアリングがある。汝矣島にはアクアリングに加え、渦巻き状のジェット水流が楽しめるトンネルがある。蚕室（チャムシル）には子ども用プールの両端にトンネル状の水柱が噴き出す噴水が設置されている。蘭芝江辺の水遊び場には最高１０メートルの高さまで水が噴き出す噴水ノズル１１３個と発光ダイオード（ＬＥＤ）照明が付けられた音楽噴水がある。プールと水遊び場にはいずれも流水の上を滑れるアトラクション「エアバウンス」がある。エアバウンスは１回５００ウォンで利用できる。

水遊び場を除いた６ヵ所のプールでは必ず水泳帽（野球帽も可）と水着の着用が義務付けられている。プール内で水泳帽や水着、チューブ、ビーチボールなどを販売するが、貸与はない。ただし、水遊び場ではこの限りではなく、水泳帽や水着の着用の規則は無い。

サンベッドは終日１万ウォン、半日（４時間基準）５０００ウォンで借りられる。パラソルは先着順で無料で貸し出される。空間があれば、個人のパラソルなどの持ち込みも可。シャワー室や更衣室は無料だが、保管ロッカーを使用する場合は、施設ごとに差はあるが１０００〜３０００ウォンで使える。酒類を除いた食べ物はプール内に持ち込むことができる。プール場内にも食べ物の売店がある。

利用料金は、プールは大人５０００ウォン、学生４０００ウォン、子ども３０００ウォンであり、水遊び場は大人３０００ウォン、学生２０００ウォン、子ども１０００ウォンだ。６歳未満は無料。利用時間は午前９時〜午後８時。駐車施設はあるが、混雑期は午前９時から駐車場が一杯なので、公共交通を利用が推奨される。交通の便など、詳しい問い合わせはソウル市漢江事業本部のホームページ（hangang.seoul.go.kr）か漢江事業本部公園企画課（02−3780−0658）へ。

江南区良才川（カンナムグ・ヤンジェチョン）の水遊び場も２９日オープンし、８月２５日まで運営される。この水遊び場は、長さ１４０メートル、幅１０〜１５メートル、平均水深５０センチで、子どもたちが遊ぶのにぴったりだ。更衣室はあるが、シャワー室はない。水着の代わりに、自由な服装も可。