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「招集の際はスーツにネクタイを」 洪明甫監督が代表の規律確立を強調

「招集の際はスーツにネクタイを」 洪明甫監督が代表の規律確立を強調

Posted July. 12, 2013 03:04,   

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「奇誠庸(キ・ソンヨン=スウォンジー・シティ)は、サッカー試合でイエローカードをもらったことが、どういうことを意味するのか良く理解しなければならない。注意深く観察したい」

サッカー韓国代表チームの洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が刀を抜いた。洪監督は11日、京畿道坡州(キョンギド・パジュ)のサッカー代表チームトレーニングセンター(NFC)で、東アジアカップ(20〜28日)に出場する23人の代表メンバーを発表した。この席で洪監督は、代表チームの名誉と規律を強調した。

とくに、最近ソーシャルメディアで不適切な内容を書き込んで波紋を呼んだ奇誠庸に対する警告を忘れなかった。洪監督は、「一国の代表選手として、師匠に対する態度としては適切でなかった。代表監督としてではなく、サッカーの先輩として、奇誠庸は、外部世界とのコミュニケーションよりは、今不足している内面の空間を広げていくべきだと思う」と苦言を呈した。

大韓サッカー協会は10日、奇誠庸に対して厳重警告し、懲戒委員会には付託しないことを決めた。協会の処分に対して、懲戒のレベルが軽すぎると批判するファンが多かった。洪監督は、「協会の処分と奇誠庸に対する代表選抜の原則とは別問題だ」としたうえで、「奇誠庸は、協会の厳重警告を決して軽く受け止めてはならない」と話した。

洪監督は、代表チームの全体的な規律も強調した。洪監督は、「外に見られるためではなく、内から規律が確立していることが重要だ」と言い、「選手たちに、まず服装をきちんと整えるよう指示した」と明らかにした。選手たちが破れたジーンズやTシャツ、帽子などを着用して代表チームに参加することに拒否感を示した。その代わり、ネクタイまで付けたスーツを端正に着てチームに参加するよう要求した。

洪監督は、「端正なスーツを着るのは、『自分は準備ができている』ことを示すものだ」と話した。昨年、五輪代表の采配を任されたときも、選手たちに似たような要求をした。「上着をズボンの中に必ず入れる」「訓練と食事の時間には、始まりと終わりを一緒にする」「訓練途中、水を飲んで帰るときは走る」など引き締まった気持ちと結束を強調する原則を打ち立てた。

また、今回の代表選手たちには、招集初日に、NFC正門前で車を降りて歩いて入所することを要求した。これまで選手たちは、車に乗って正門を通過し、NFCの宿舎まで来ていた。洪監督は、「代表チームの第一歩はNFC正門から始まる。どんな気持ちで代表チームに合流するべきか、正門から考えながら来てもらいたい」と話した。

東アジアカップについては、「何よりも、毎試合で闘魂を発揮し、国民の信頼を回復することが重要だと考えている」と語った。