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奇誠庸が初めて代表入り、朴主永は除外 洪明甫号が4期目代表メンバーを発表

奇誠庸が初めて代表入り、朴主永は除外 洪明甫号が4期目代表メンバーを発表

Posted October. 01, 2013 03:27,   

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社会に波紋を広げた奇誠庸(キ・ソンヨン=サンダーランド)が洪明甫(ホン・ミョンボ)の代表チームに初めて呼ばれた。だが、朴主永(パク・ジュヨン=アーセナル)は今回も呼ばれなかった。

サッカー韓国代表の洪明甫監督は30日、ソウル鍾路区新門路(チョンノグ・シンムンロ)のサッカー開館で発表した25人の代表メンバーにソーシャルメディア(SNS)で崔康煕(チェ・ガンヒ)前代表監督をからかって国内のサッカーファンたちから非難された奇誠庸を含ませた。同日発表された25人は、12日のブラジル(ソウル)、15日のマリ(天安)との強化試合に挑む。

洪監督は同日の記者会見で、代表メンバーに選ばれなかった朴主永について多くの時間を割いた。「朴主永の代表選抜に関連して、私が過度に原則を固守しているように思われのは気が引ける」と話した。代表監督就任後、洪監督は「所属チームでプレーしている選手を選ぶ」との方針を重ねて表明した。その言葉は、ファンたちには「所属チームで活躍できていない選手は選ばない」という原則として受け止められた。このため、代表チームに決定力のあるストライカーが不在する状況下でも、朴主永を簡単に呼べなくなった雰囲気が作られた。朴主永は今年4月以降、試合に出れていない。

洪監督は、「朴主永は、余りにも長い期間試合に出場できていない。今は代表チームに入れるタイミングではない」と言い、方針を明確にした。その上で、「チームへの貢献が期待できるにもかかわらず、無条件原則だけに縛られるような状況は警戒するべきだと考えている。個人的には、朴主永選手が、今後良い姿を見せてくれることを望んでいる」と話した。条件さえ整えば、いつでも「愛弟子」の朴主永を選ぶ用意があることを婉曲に表現したものだ。

代表監督就任後初めて抜擢した奇誠庸については、「体調がどんどん良くなっていて自信を取り戻しつつある」として選抜の理由を説明した。30日にあったプレミアリーグ・リバプールとの第6ラウンドでフル出場した奇誠庸は、活発な動きでチーム内最高評点の7点を受けた。

洪監督は、SNS発言で波紋を呼んだ奇誠庸に対するサッカーファンたちの反感が完全にはなくなっていない状況についても意見を語った。洪監督は「ファンたちがまだ反感をもっていることは、十分理解できる。奇誠庸選手に『代表チームに入るためには、公式に心からの謝罪が先行されるべきではないか』と話した。本当に謝罪したい気持ちがあるのなら、グラウンドで最善を尽くすはずだと考えている」と話した。

この日発表された洪明甫号4期目の代表メンバーリストには、これまで代表チームで主将を任されたハ・デソン(ソウル)が抜け、MFキム・テファン(城南)が初めて名を連ねた。ハ・デソンは、所属するソウルが3日にイランでエステグラルと対戦するアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグの4強戦第2戦と、9日のKリーグ・水原(スウォン)戦を控えているため、エントリーから外した。

欧州組は8日、KリーグとJリーグで活躍している選手は9日と10日にかけて京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)のサッカー代表チームトレーニングセンター(NFC)に集まる。