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北朝鮮、朴大統領を名指しで猛非難

Posted October. 05, 2013 03:06,   

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北朝鮮の最高権力機関である国防委員会が4日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領を「傀儡の大統領」と呼んで実名を名指しして露骨に非難した。

国防委員会政策局の報道官は同日の声明で、「変わらなければならないのは我々(北朝鮮)ではなく、民主化への道から脱線して維新の道、独裁の道に入っている朴槿恵の政治でもない政治だ」と非難した。声明は、とくに「朴槿恵は傀儡大統領の座に就くや否や、我々の尊厳と体制を勝手に中傷し、気持ち悪く追い立てている」とした。さらに、「民心にそっぽを向け、『不通』のために排撃され、民族和解に逆行する『片意地』のために排斥されながら、同胞愛からの善意を無視する『冷血』で時代の無差別的な非難を浴びている朴槿恵が大統領府の権座を守り抜いているのを疑問に思っている」とした。

国軍の日(10月1日)の行事についても、「世界が羨望の眼差しで見つめた我々のめでたき戦勝節(7月27日の休戦記念日の北朝鮮式表現)の大政治祭典までそのまま真似したものだ」と皮肉った。

これに対して韓国政府は、統一部報道官が声明を出し、「北朝鮮がわが国の国家元首に対して、とても口にするのもおぞましい表現で、実名を名指しして非難したことは大変遺憾である」とコメントした。その上で「北朝鮮が我々と国際社会の正当な要求を無視し、挑発的な言動を続けるほど、むしろ自分たちの孤立が強まるだけでであることを明確に知るべきだ」と警告した。