Go to contents

南大門市場を世界的なショッピングスポットに、新世界デパートと商人会を意気投合

南大門市場を世界的なショッピングスポットに、新世界デパートと商人会を意気投合

Posted October. 11, 2013 03:34,   

한국어

新世界(シンセゲ)デパートが従来型市場の商人や区役所と手を組んで、南大門(ナムデムン)市場を世界的なショッピングスポットに衣替えさせる作業に乗り出す。これに向け、新世界デパートは11日、南大門市場商人会、中(チュン)区役所と「従来型市場共存発展協力のための協約」を結ぶと、10日発表した。

デパートと従来型市場が手を組むことにしたのは、相互協力が欠かせないという共通の理解があったためだ。特に、南大門から中区忠武路(チュンムロ)の新世界デパート本店までの商圏を世界的なショッピングスポットにするためには、従来型市場の競争力を強化する必要があるという共感が働いたという説明だ。

南大門市場は1万1000ヵ所あまりの店と約5万人の商人が集まっている国内最大規模の従来型市場だ。最近、外国人観光客が殺到しているが、ショッピングインフラや衛星施設の不足などの問題が絶えず指摘されてきた。

新世界デパートはまず、市場内の買い物環境から改善していく予定だ。分野別に2〜3店のテスト店舗を選定し、商品の配置や価格・広告表示物などを整備することにした。市場の商人を支援するため、言語とサービス講座を無料で開設し、顧客応対などサービスノウハウも伝授する。

あわせて南大門市場と新世界本店の間に待ち合わせの場所や休憩所などを造成し、市場内に里程標などを作って「ショッピング・オレギル」を造成する計画だ。

新世界デパートのチョ・チャンヒョン本店長は、「南大門市場と新世界本店が互いを配慮せず個別に成長するのは限界がある」とし、「互いの長所は極大化し、短所は補完し合う方式で、1つの商圏になるために努力していく」と話した。

新世界デパートは、このような協力を永登浦(ヨンドゥンポ)店(デシン市場)、仁川(インチョン)店(ソクバウィ市場)、京畿(キョンギ)店(ヨンイン中央市場)、馬山(マサン)店(ブリム市場)などへ拡大していく計画だ。