コレイル、代替人員６６０人募集

韓国鉄道公社（コレイル）が鉄道ストに参加している職員に代わる期間制職員６６０人を募集し始めた。来年までストが長期化する可能性に備えるための措置だ。

コレイルは２６日、広告を通じて機関士３８０人、乗務員２８０人の合わせて６６０人のスト代替人員を採用すると発表した。２３日、「ストが長期化する場合、期間制で充員に乗り出すしかない」と発表したことによる後続措置だ。当初、合わせて５００人（機関士３００人、乗務員２００人）ぐらいを採用すると発表したが、同日発表された採用人員は１６０人がさらに増えた。

コレイルは鉄道車両運転免許があるコレイル退職者や今年１２月３１日退職する予定者、１０年以後、コレイルインターン社員修了者などを中心に人員を補充する方針だ。代替人員は一定期間実務教育を経た後、現場に配置される。コレイルは必須維持人員が全く配置されなくて、運行率が低い貨物列車を中心に期間制職員を投入する計画だ。

一方、コレイルはストが１ヵ月以上進められる場合、ストに参加していない職員の疲労が深刻にたまると見て、車両整備まで外部に任せる案を検討することにした。今もコレイルは車両軽整備を外部に委託しているが、ストが長期化する場合、重整備まで拡大するということだ。

これについて国土交通部の当局者は、「コレイルが自体的に施行する整備業務を外部のアウトソーシングに転換するのは既に計画されていた鉄道改革案の一つだ」と説明した。