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「北朝鮮の核弾頭中距離ミサイル、韓半島に大きな脅威」 韓南大学教授が主張

「北朝鮮の核弾頭中距離ミサイル、韓半島に大きな脅威」 韓南大学教授が主張

Posted January. 16, 2014 06:01,   

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今後、核弾頭を搭載した北朝鮮の中距離ミサイルが、韓半島の主な脅威になるだろうという主張が出ている。

韓南(ハンナム)大学のチェ・ボンワン教授は15日、ソウル汝矣島(ヨイド)の国会で、国会のユ・スンミン国防委員長が主管した「北朝鮮の核ミサイル、どう防御すべきか」というテーマのセミナーでこのように明らかにした。チェ教授は、「北朝鮮が核の軽量化・小型化に成功すれば、性能に自信を持っている労働(ノドン)や舞水端 (ムスダン)など、射程距離1000キロの中距離ミサイルに、最大1トン規模の核弾頭の搭載を試みるだろう」と主張した。さらに、「(搭載)後、発射角調整など、さまざまな射程距離の調整方法によって、韓半島全域への核攻撃が可能になりかねない」と付け加えた。

チェ教授は、「核弾頭を搭載した弾頭ミサイルの登場は、韓国への軍事脅威を最大化する最悪のシナリオだ」とし、「現在、下層防御に集中している韓国型ミサイル防御(KAMD)体系から少なくとも2段階以上に渡って、北朝鮮の弾頭ミサイルを迎撃できる多重迎撃体系を作るべきだ」と語った。

国防部が20年代前半を目標に推進しているKAMDとは、発射—飛行ー終末(落下)のうち、最終段階の10〜15キロの低高度で適の弾頭ミサイルを迎撃するため、パトリオット(PAC−2)ミサイルの改良型やPAC−3ミサイルを導入する構想だ。これについて、ユ委員長も、「国防政策の下絵を描きなおさなければならない」と話した。